wink13 ページ14
「「えええ!?夢ノ崎学院に転校!?」」
「わああ!お母さんもお兄ちゃんもうるさーい!」
あれから数時間後。
私は家に帰り、お母さんとお兄ちゃんにその事を告げた。
二人の反応は…
「え、マジでいってんのか!?」
「あんた男だらけのトコで大丈夫!?」
…案の定。
やっぱダメなのかなぁ…
でも。
「まぁ、いい経験になるんじゃない?いいんじゃないかしら」
「はぁ!?母さん正気か!?」
お母さんかるっ!
娘の大事な決断をそう簡単に決めちゃっていいんですか…
「ダメに決まってんだろ!絶対狙われるって!」
あ、やっぱりお兄ちゃんは反対するのね。
まぁ心配性だからなぁ…
「大丈夫!心配しないで!何かあったらりっちゃんに守ってもらうし!」
「そのりっちゃんが心配なんだって!」
ひどい!りっちゃんのこと信用してないんだ!
と。ふとお兄ちゃんの後ろに人影が見えた。
それは…
「呼ばれて飛び出て、りっちゃんですよ〜…♪」
「うわっ!凛月!?」
りっちゃんだった。
「りっちゃーん!りっちゃんからもお兄ちゃんに言ってよ〜!」
「分かってるよ♪…ねぇ、まーくん」
「な、なんだよ…」
するとりっちゃんはお兄ちゃんの耳元でなにかを囁いた。
あんま聞こえなかったけど…
その言葉を聞いた瞬間、お兄ちゃんが肩を小さく震わせた。
そして
「っ…しょ、しょうがねぇな!俺はなにがあっても知らないからな!」
承諾してくれた。
「わぁ!ありがとう、お兄ちゃん!りっちゃんもナイスだよ!」
りっちゃんが親指を立てた。
ホント、りっちゃんに感謝だよ♪
ーーーーーーーーーーーー
りっちゃんがかえり、お母さんがキッチンに行ったところ。
私はお兄ちゃんに聞いた。
「ねぇ、りっちゃんになに言われたの?」
「…内緒だ」
「え〜、ケチ!」
ーーーーーーーーーーーー
「教えるはずないだろ…お前の身が危ないんだから…!」
『Aを転校させないなら、Aの血、貰うけど…?』
「絶対Aの初めてはやらねぇからな…!」
意外と妹大好きなお兄ちゃんでした♪
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彩覇(プロフ) - 11話。夢ノ咲ではなく夢之咲ですよーww (2016年1月4日 2時) (レス) id: 9ca234d17f (このIDを非表示/違反報告)
にゃな - 葵真夜@ゆうたんさん» 面白い展開になってキターーーーーーー!!!!ww (2015年12月21日 23時) (レス) id: c405644c58 (このIDを非表示/違反報告)
葵真夜@ゆうたん(プロフ) - ありがとうございます〜!これからも頑張ります! (2015年12月16日 17時) (レス) id: ea7f3681d4 (このIDを非表示/違反報告)
にゃな - 葵真夜@ゆうたんさん» もうホントオモシロイ!!!!毎日毎日楽しみにしてます!!!!!! (2015年12月16日 7時) (レス) id: c405644c58 (このIDを非表示/違反報告)
葵真夜@ゆうたん(プロフ) - ホント分かります!可愛すぎて毎日ツラいです…(*´ω`*) (2015年12月15日 18時) (レス) id: ea7f3681d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:葵真夜@ゆうたん | 作者ホームページ:http://tukasan
作成日時:2015年12月13日 18時