【黒バス】新婚の夫婦がすること (ページ10)

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新婚：Miyaji ページ10

土曜、昼11時過ぎ

俺は特にやることも無く、リビングで月バスを読んでいた

『ふぁ……おはよ』

そこに、今起きたであろう彼女がやって来た。

「おう、はよ…つっても、もう昼だけど」

そう言うと、寝過ぎた…と目を擦っている。

彼女は、タンクトップに、短い丈の短パンという、露出の多い格好をしていた

「つかお前…ちゃんと上に着ろって、何回言ったらわかんだよ」

『タンクトップだって、ちゃんとした服です～』

そう言ってキッチンへと歩いていく彼女。

轢きてえ……

『別に清志くんしか見てないし、いいじゃ～ん』

と、冷蔵庫から水の入ったペットボトルを持って、俺の隣へ座る。

「そういう問題じゃねぇんだよ」

『ほ～？じゃあ、どういう問題？』

ニヤニヤしながら尋ねる彼女に、むかつきデコピンを食らわす。

『いっ、いた！？』

「ざまあみろ」

『轢きたい！！！』

「こっちのセリフだ馬鹿」

『馬鹿じゃないもん！清志くんのあほ！』

「ほ～？どの口が言ってんだ？ああん？」

『いだだだ！！暴力！暴力反対！！』

「暴力じゃねえだろ」

『どう見たって暴力だー！』

「うっせ」

なんとまあ、色気のないこと

.

彼女とは高校時代からの付き合いで、昔っから年下にも関わらず生意気な態度を取ってきた彼女。(現在進行形)

いつ好きになったとかは、正直覚えてねえ

ただ、気がついたら、隣にいるのが当たり前になってて、いねえと調子狂うっつーか…

まあ、そんな感じだ

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