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7話『ガス』 ページ10

弥恵said

僕らは、工場の右側を進んでいく。照明ついてないから、暗いなぁ。

「暗いの少し苦手です…お化けとか出そうで、、」

涙夏ちゃんが僕の後ろで怯えている。
それとは反対で、、、

「どこかしら?アタイ、、アタイ達のお人形さんは♪」

林檎ちゃんだ。スキップでもしそうな勢いで、僕達よりも先に進んでいく。変態モードに突入してるな、、

月娜ちゃんに聞いたのだが、この工場は広く、部屋もそこそこ多いらしい。

「り、林檎はなんであんなに進めるのかよく分かんないです…きゃっ…虫、、、」

風花ちゃんが言ってた、人の気配がないって言ってたの、気になるなぁ。
あと、昨日の人殺しも。何か引っ掛かるんだよね。
まぁ、いいや。今は今だし、過去は過去。

考え事をしてるうちに、林檎ちゃんが戻ってきた。

「アタイがここら一帯を確認してきましたが、誰もいませんでしたわ。」

「え?誰もいなかったのですか?どういう、、」

ガッチャンッ と月娜ちゃんが探索している方から、
微かに音がした。
何かあったのかな?
でも、あの三人のことだし大丈夫だろう。

「はぁーあ。今日もハズレかしらね、、、」

林檎ちゃんが通常モードに戻ってきている。敵がいないからね。
すると急に、涙夏ちゃんがこの辺りの匂いを嗅ぎ始めた。

「涙夏ちゃん。どうかしたの?」

「何かの…薬品の匂いがするです。」

僕には、よく分からない。

「ただ、ここが古くて、カビとかの匂いじゃなくって?」

林檎ちゃんが質問している。ん?なんか…眠くなってきた気がするな…

「そろそろ聞いてきたんじゃない?」

「チッ。めんどくせぇ。早く終わらせよ。」

後ろから聞きなれない声がした。声からは、成人男性ということが分かった。

僕達は振りかえると、二人の男がいた。敵だ。
顔の部分は暗くてよく見えないが、ガスマスクをしているように見えた。彼らは、紫と桃色のシャツを着ている。

「これは催眠ガスです!!口と鼻を早く塞いで下さい!!」

涙夏ちゃんが叫んで教えてくれた。だから、あの二人はガスマスクをしてたんだね。
僕達は、急いでハンカチで口と鼻を塞いだ。

僕は、巨大ハサミ。林檎ちゃんは、愛用の包丁を持って敵に突っ込んでいった。

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設定タグ:マフィア松 , おそ松さん , 夢小説   
作品ジャンル:アニメ
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萌衣*ver2 - ひなたぼっこさん» 応援ありがとうございます!!マフィア松っていいですよね!!私に文才なんて無いですよ^^コメントありがとうございました!! (2018年4月26日 19時) (レス) id: 31c97ddd80 (このIDを非表示/違反報告)
ひなたぼっこ - 私マフィア松大好きです!頑張って下さい!後、文才分けて欲し((殴 (2018年4月25日 15時) (レス) id: f517a2954f (このIDを非表示/違反報告)
萌衣*ver2 - さき松(クロサ)さん» コメントありがとう!!林檎ちゃん可愛いよ!!皆可愛i((黙れ (2018年4月7日 20時) (レス) id: 31c97ddd80 (このIDを非表示/違反報告)
さき松(クロサ)(プロフ) - うおお!待ってた!!可愛い!皆可愛い! (2018年4月7日 9時) (レス) id: b72d099556 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:萌衣*ver2 | 作成日時:2018年4月7日 2時

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