164華 ページ19
そして君は僕の髪を触った
いきなり触られたので吃驚したが、僕は恐る恐る自分の手を重ねた
すると今度は君が驚き、僕の手をぺたぺたと触り始めた
え？なんで？
しかも握ってくるし……
だけどそんな僕にお構い無しに君は手に集中している
でもそろそろ、恥ずかしくなってきて声をかけた
すると君は僕の手を離そうとした
だけど、それを僕が阻止した
僕は手を離さず代わりに自分の顔に触れさせた
そして君はずっと僕が期待して待っていたことを口にだした
『違ってたらすみません、あなた、道で助けた人ですか？』
｢っ！！｣
覚え、ててくれた
顔も見えなかったのに、なにで思い出したのか分からないけどおぼえててくれた、思い出してくれた
僕が黙ったのが違うと捉えたのだろう
君は謝りだした、けど違う
僕は嬉しかったんや
嬉しくて僕はまた泣いてしまった、すると君は泣かないでと言ってくれた
僕は嬉しくてと言った、本当に嬉しくて泣いてしまう
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明桜(プロフ) - もずくとこん。さん» コメントありがとうございます！少しずつですが更新していくのでよろしくお願いします！ (2022年5月5日 20時) (
レス) id: b4587a2f8b (このIDを非表示/違反報告)
もずくとこん。 - 昨日から見始めました！すごい続きが楽しみすぎるっ (2022年5月5日 20時) (レス) id: b5934403b4 (このIDを非表示/違反報告)
明桜(プロフ) - ゆきさん» コメントありがとうございます！そう言ってもらえてとても嬉しいです！！更新頑張りますので、これからもよろしくお願いします！ (2022年3月15日 12時) (レス) id: b4587a2f8b (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - 今日から読み出したんですけど続きがとても気になるくらい最高の作品です！続き楽しみに待ってます！ (2022年3月14日 21時) (レス) id: 224f375ee4 (このIDを非表示/違反報告)
明桜(プロフ) - 翔さん» コメントありがとうございます！そう言って頂けてとても光栄です！皆様に面白いと思われるよう頑張りますのでよろしくお願いします！ (2022年1月31日 8時) (レス) id: b4587a2f8b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：明桜 | 作者ホームページ：nhatev-hdfs miri1
作成日時：2022年1月30日 17時
