二十八話 ページ10
次の日、俺達はタズナさんと橋に向かった
ナルトは限界まで体を使ってるから動けないとのことで、ナルトは置いてきた
橋に着くとそこは霧が立ち込めていて、鉄のにおさがした
これは....血の匂い
俺達はその状況に戸惑いを隠せなかった
「うぅ...」と声が聞こえたので、俺は慌てて駆け寄った
「大丈夫ですか?!」
俺はしゃがみ込みその人に声を掛ける
...脈はある...まだ助かる
「影分身の術!!」
何人かの影分身をつくり、俺は一斉に治療に取り掛かった
「...あとは任せたよ」
俺は影分身にそう告げ、先生達の元へ向かった
カカシ「サクラ!!サスケ!!ユキト、来るぞ!!やっぱり生きてやがったか...早速お出ましだ」
再不斬「待たせたなカカシ...またガキを連れているのか...可哀想に...震えてるじゃないか」
そう言われサスケに視線を移した
するとサスケは確かに微かに震えていた
サスケ「フッ武者震いだ...火遁・豪火球の術!!」
再不斬「ほう、水分身を見切ったか...ハク、ライバル出現ってとこだな」
ハク「そうみたいですね」
再不斬「俺はカカシをやる...ハクは、わかるな?」
サスケ「アイツは俺がやる...俺はああいうスカした野郎が嫌いだ」
....サスケも人のこと言えないけどな
そんなことを思いながらも俺はクナイを構えた
一秒たりとも相手から目を逸らさないように
再不斬はやはり俺を見ようとはしなかった
いや、見れなかったが正しいかな
暫くして再不斬はカカシ先生と、ハクはサスケと戦うことになった
俺とサクラはタズナさんを守護していた
不味いな...サスケのところに行くか...いや...でもサクラはどうする
女の子だし...もし何かあったら
考えれば考えるほど、クナイを握っている手は汗が滲んできた
その時、ふとカカシ先生の声が聞こえた
カカシ「ガキだガキだ舐められちゃあ困る!こう見えてもサスケはまだまだ未知数、サクラは里NO.1の切れ者、目立ちたがり屋で意外性No.1のドタバタ忍者ナルトそして、里No.1の頭脳を持ち、何でもできる天才で、仲間思いのユキト!!お前ならできる!!皆を守れ!!」
そう言われて俺は目を見開いた
「サクラ!!ごめん、此処は任せたよ!!」
サクラ「うん?!分かった!!」
頷いたのを確認し、俺はその場を離れサスケの元に向かった
ハク「氷遁秘術...魔境水晶」
「間に合えっ!!」
サスケに手を伸ばすと同時に辺りは氷のような壁で覆われた
94人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:つばさ | 作成日時:2017年12月23日 19時