二十六話 ページ8
カカシ「では、これから修行を始める。とその前にチャクラについて説明しろ」
「チャクラは忍者が術を使う時に使うエネルギーのこと。一、人体の細胞一つ一つからかき集める体エネルギー、二、多くの修行や経験によって積み上げられる精神エネルギーでされている。」
「この二つのエネルギーを絞り出し、練り出したものをチャクラというんだ」
...何故、先生は説明してくれないのだろう
そんなことを思いながら俺は説明した
カカシ「流石ユキトだ、いやぁイルカ先生は優秀な生徒をもったね」
ナルト「難しい事はわからないってばよ!!説明より実戦だってばよ!!」
実戦で出来れば良いんだけど...頭を使ってコツを掴むことも大切なことだからな...
サスケ「この通りだ。現に俺達は術を使えてる」
ｶｶｼ「いや、ユキト以外正しく術を使えていない。
今のお前らは無駄なチャクラ消費など...ま、出来ていない。そこで今から辛い修行をしてもらう」
辛い修行って...見た感じただの木登りだけどね
カカシ「ユキト、お手本見せれるか？」
「はい」
俺はチャクラコントロールを心掛けて木登りをした
その後、三人も木登りをしたが
ナルトは即効落ちて、サスケは少し登れたが吹っ飛んだ
サクラさんは上手く登れていた
三人の中では一番チャクラコントロールが上手いな...
カカシ「チャクラコントロールはサクラとユキトが上手いみたいだね」
「俺は二回目で出来たんですけど...一回目で出来るなんて凄いねサクラさん」
降りてきたサクラさんに笑いかけるとサクラさんは何処か不満そうな顔をした
サクラ「前から思ってたけどさん付けやめない？あとごめんね、私いままで男だと勘違いしてて」
「良いよ、全然。もう慣れたし、気にしてない。俺こそごめんね、さん付けだなんて他人行儀だったよね」
サクラ「じゃあこれからはお互い呼び捨てにしましょう、ユキト」
「分かった、サクラ」
...さん付けは失礼だったかな
あとやっぱり俺のこと、男だと思ってたんだ
そんなことを思っていたが正直どうでも良くて、俺の頬は緩み切っていた
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作者名：つばさ | 作成日時：2017年12月23日 19時
