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二十九話 ページ11

俺はギリギリその中に入ることが出来て、宙に浮いていた体はそのまま地面に叩きつけられた

「あだっ?!」

それがとてつもなく痛くて、俺は間抜けな声を漏らした

が、直ぐに体制を立て直す

サスケがクナイを投げるが弾かれる

しまったな...この結界...多分外からしか壊せない...

そんなことを考えていると、手裏剣が飛んできてハクのお面に当たった

そして現れたのはナルトだった

しかもナルトはこの結界の中に入ってきてしまった









「あちゃー...遅かったか....ま...二人より三人の方が心強いけどね」

俺はそう呟き刀を抜いた

すると暫くしてサスケは何かを決心したのか写輪眼を開眼させた

...流石に俺も負けてられないね

「琥珀眼!!」

そう言い俺は琥珀眼を開眼させた

ハクは何か考え込んでからナルトに向かっていった

そして針を何本も持っていた

「不味い?!」

俺はナルトの前に出た

すると飛んできた針が全部俺に刺さった









「...ナルト...大丈...夫?怪我...な..い?」

ナルト「ユキト?!なんで!!」

針の刺さった俺を見るなりナルトは泣きながら眼を見開いた

俺は針を丁寧にこれ以上傷が広がらないように抜いていった

「...なら...良かっ....た」

大丈夫...俺は死なない...俺はナルトを一人にさせないから...サスケも一人になんかさせないから

俺はそう強く思いながら微笑んだ

暫くしてハクは俺達の前から消えていて、気が付けば再不斬と先生のところにいた

「瞬身の術!!」

俺は力を振り絞り術を唱え再不斬とハクの腕を力いっぱい引っ張った









そして先生の技、雷切を喰らってしまった

流石に...こればかりはキツいな...

カカシ「ユキト!!なんで?!」

倒れ込む俺を先生が慌てて受け止める

「...先生...俺は...仲間だけじゃ...なくて...他の人に..も...笑って...いて...欲しいん...ですよ」

俺は残りの気力を振り絞って、精一杯笑みを浮かべた

大丈夫...誰も一人にさせやしない...

俺の手の届く範囲にいる内は

「...置いていったり...しませんよ」

そう呟くと同時に目の前が真っ暗になり、俺は意識を失った

この件で木の葉の紅い閃光などと言う俺の異名が広まったなんて知る由もない

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設定タグ:NARUTO , はたけカカシ   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:つばさ | 作成日時:2017年12月23日 19時

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