24話 ページ24
Aside
あぁ…リヴァイがすげぇ質問攻めされてる…
「君、名前は?」
「リヴァイです…」
「何歳なの?」
「8歳です」
「シャーディスに勝ったって本当?!」
「あ、はい…」
おぉーと歓声があがる
耳だけ傾けて食事をとる。
「どうしてここにきたの?」
「えっと…前住んでいたところが住めなくなって…」
「じゃあ、前はどこに住んでたの…?」
「…えっ…」
リヴァイは黙った
そりゃそうだろ…
『前住んでたのは、小屋です』
なんて言ったらどん引きだろ
「えっと…」
リヴァイは涙目でこっちを見てくる
「…ったく…ッチ」
私は「おい」と大きめの声で人ごみの注意を自分に向けた
「こいつが以前住んでいたのは、ウォール・シーナの地下街だ。」
えっ…と人ごみが驚く
幸い引いてない
「こいつが住んでたところにタチ悪い不良が押し寄せてな。
理不尽にも追い出された。」
「そうだったんだ…」
人ごみは納得したようだ
「もういいか?リヴァイにも食事をとらせたい」
ザザっと人ごみがひいていく
「お前の食事だ」
リヴァイの前に食器を置く
「A…ありがとう」
「いい。そういうことにしとけ」
「うん」
リヴァイはもぐもぐとパンを頬張った
「あ。」
「ほほひはほ?(どうしたの?)」
「リヴァイ。お前、訓練の時間はどうするんだ」
「…はんはひはい!(参加したい!)」
「…上に了解もらってくる…
食い終わったら、部屋に戻ってろ」
「はーひ!(はーい!)」
私は部屋を後にした
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悠雨(プロフ) - ヤギさん» コメントありがとうございます!受験前なのでなかなか更新はできませんが、気長に待っていてくださると嬉しいです! (2016年1月1日 0時) (レス) id: f871260573 (このIDを非表示/違反報告)
ヤギ(プロフ) - すごく面白いです!更新楽しみにしてます! (2015年12月30日 22時) (レス) id: 32f1ff9ae2 (このIDを非表示/違反報告)
BEAT(プロフ) - カルアさん» コメントありがとうございますッ!!少しずつですが更新していくので、読んでくださると嬉しいです!! (2015年1月13日 17時) (レス) id: 6face62a62 (このIDを非表示/違反報告)
カルア(プロフ) - 面白いです!早く続き読みたいです!頑張って下さい(`_´)ゞ (2015年1月13日 6時) (レス) id: e8c1da7e4f (このIDを非表示/違反報告)
BEAT(プロフ) - りんご。さん» ありがとうございますッ!!少しずつですが、更新していきますね!! (2015年1月12日 13時) (レス) id: 6face62a62 (このIDを非表示/違反報告)
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