人間を愛した喰種は優しすぎました【東京喰種&黒バス】

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貴方サイド


ウ「・・・本当に、行くの？」

『うん！えへへへ』


早朝、僕は学校へ行く為玄関に立っている。


ウ「・・・・・」


さっきから浮かない顔のウタちゃん。

そんな顔、しないでよ。

僕はスッと、ウタちゃんの頬に手を伸ばす。


ウ「んぐ・・・」


そしてウタちゃんの両頬をみょーんとのばす。

あは、かわいー。


ウ「ひはい」←訳：痛い


何て言ったのかな？ん？何て言ったのかな？←

僕は、つまんだウタちゃんの両頬を上にあげる。


『そんな顔しないの！ほらほら、笑って！』


そうして僕も笑ってみる。

するとウタちゃんも、


ウ「うん」


微笑んでくれた。

それに満足した僕は、よし！と手を離した。


『それじゃ、いってきます！』


僕はウタちゃんに手を振った。


−−−−−−−−−

−−−−−

ーー


うーん、誰もいない。

僕は、はい、誰もいない道を歩いてます。

なんでだろ、さっきまでいたのに。

すると僕は、あることに気がついた。

匂いがする。

しかも、喰種n((ビュウンッ！

突然、背後に空を切る音が聞こえた。

僕は振り向く暇もなく、"その子"を避けた。


？「・・・ちっ！」


その子は身軽な身体を器用に使いこなし、僕に連続攻撃をする。

まあ、全部避けるれけど。

っていうか、学校遅れるんだけどなー。

僕は攻撃を避けながら口を開く。


『お腹空いてるの？だったら、ウチにおいで』


と、出来るだけ優しく言ってみる。

するとその子は動きを止め、僕を真っ直ぐ見る。

よくよく見てみるとその容姿は、
どことなくトーカちゃんと似ていた。

そのおかげで、トーカちゃんを連想してしまった。

ああ、トーカちゃん元気かなー？


？「・・・・お前、名前は」


その子は、ちょっと怖い目つきで、僕に問いかけた。

お？まさかのNEWFriendが⁈

そう思うと嬉しくなり、僕は調子に乗った←


『ふっふーん！僕はA！よろしく！』


なんて、手を差し伸べてみた。

すると予想外、手を取ってくれました！


ア「霧島、アヤト」


よし！アヤちゃんね！←


そうして僕らは、手を強く握り合った。
(新しい友達、GETだぜ！)

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