二項 ページ3
「新田さん、この本もとの場所に戻しておいてくれる?」
「え……、これ、全部ですか?」
「そうよ。お願いできるかしら?」
目の前に積み上げられた本の山。
軽く見積もっただけでも、数十冊はあるのではないだろうか。
「でも、ちょっと多すぎじゃ……。」
「やっぱり無理かしらねぇ。」
「私、最近は足腰が悪くなってきてしまって、とてもじゃないけど持ち上げられないのよ……。」
そう言って自身の腰を摩る。
先ほどから私に頼みごとをしているのは、馬場のり子さん。
この大きな図書室を管理してくれているおばあちゃん。
そうだよね。
さすがに馬場さんにやらせるわけにはいかないか。
しょうがない、か。
「わかりました。」
「じゃあ、行ってきます。」
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にじまつ(プロフ) - ほたるさん» ありがとうございます!かっこよく書けていたならよかったです!ほっとしました…! (2020年4月29日 15時) (レス) id: a21d7afc04 (このIDを非表示/違反報告)
ほたる(プロフ) - スバルくんカッコイイです!!素敵なお話をどうもありがとうございました!! (2020年4月29日 3時) (レス) id: 81bc551826 (このIDを非表示/違反報告)
にじまつ(プロフ) - 髪様さん» ありがとうございます!こんな青春が憧れなんです…! (2020年4月27日 9時) (レス) id: a21d7afc04 (このIDを非表示/違反報告)
髪様 - 綺麗な話ですねえ、アオハルだわあ (2020年4月26日 23時) (レス) id: a311e75dfe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:にじまつ | 作成日時:2020年4月26日 12時