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41.ベルゼブブin白澤 ページ41

ベルゼブブの姿で花街へ

こんな中途半端なハエの妖怪とかモテるわけがないと思っていたが

「ベルゼブブ様よ!!」

「キャー。かっこいい」

何?こいつ結構モテてたの?

ベルゼブブ「君たち可愛いね。僕とイイコトしない?」

腹が立つけど、ちょっと嫌がらせ

誰にかって言うと、ベルゼブブと言うよりは…

妲己「ねえ?旦那がハーレム状態だけどいいの?」

リリス「別にいいんじゃない?」

バキッ

妲己「それは白澤様に買ってもらった高価な簪なのに…。
物に当たる前に、本人に直接言えばいいじゃない」

リリスちゃんに…かな?

来るもの拒まずの僕だけど

結婚するからには、男にもそれなりの覚悟があったはず

僕は無責任だって自覚があるからその一歩を踏み出せずにいる

だから既婚者に対しては、ベルゼブブさんに対しては尊敬するものがある

でも、その男の努力を、プライドを踏みつぶすリリスちゃんの浮気はちょっとね…

一途にリリスちゃんを愛し続けるベルゼブブさんもすごいと思うけど

旦那として、俺じゃなきゃダメだって思わせないといけないと思うんだけどな?

バチンっ

ベルゼブブ「痛っ!!?」

リリス「私の何が不満なの?どうしてこんな女達にうつつをぬかすの?」

ベルゼブブ「じゃぁリリスは俺の何が不満なの?どうして俺じゃダメなの?」

気付いて

旦那はただのサイフじゃないんだ

リリスちゃんがベルゼブブを選んだ理由がちゃんとあるはずなんだから

リリス「不満なんかないわ。でも、あなたは私のものだから。私だけのものだから。
他の人に取られると思うとどうしようもなく怖くて悲しいだけ」

ベルゼブブ「俺はずっとそう思ってきたんだけど」

リリス「…今更あなたの辛さに気付いて…ごめんなさい」

ベルゼブブ「じゃぁ浮気やめてくれる?」

リリス「…数を減らす努力はしてみるわ」

流石悪女…

でも、これだけでもリリスちゃんにとっては大きな変化かな?

A「ベルゼブブ様、鬼灯様が呼んでます」

ベルゼブブ「すぐ行く」

A「あんなことしなくても、あの夫婦は別れませんよ?」

ベルゼブブ「でも、夫婦に僕が割って入る隙があっちゃいけないと思うんだ」

A「白澤様も、ベルゼブブ様も思いやりのある優しい人です。だから大好きです」

ベルゼブブ「ありがとう」

A「じゃぁベルゼブブ様だけ身体を先に戻してあげてもいいですか?」

ベルゼブブ「いいよ。悪意はなかったんでしょ?」

A「…まぁ」
2014.10.9

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設定タグ:鬼灯の冷徹 , ハンジ? , アニ   
作品ジャンル:ギャグ
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作者名:辰巳 x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/toshi6411/  
作成日時:2014年8月5日 15時

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