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40.鬼灯inベルゼブブ ページ40

A「と言う事は、3人とも見事に入れ替わったんですね」

白澤様in鬼灯様
鬼灯様inベルゼブブ様
ベルゼブブ様in白澤様

白澤「…チッ」

鬼灯「何がしたいんだか」

A「ベルゼブブ様の身体はどこに行ったんですか?」

桃太郎「花街に行きました。今ならフられた子と普通に遊べるって言って」

A「…白澤様らしいですね」

白澤「そんな事より、私の身体には私の仕事をしてもらわないと困るんですが」

鬼灯「EUから呼び出しておいて仕事を押し付けるのか?」

白澤「異常事態なんです。それでも仕事は減らないんだから仕方ないじゃないですか」

鬼灯「仕方ないな…漢字は苦手なんだが…」

A「じゃぁ私が手伝いますよ」

鬼灯「それは助かる」

桃太郎「元はと言えばAさんのせいなんですけどね」

A「鬼灯様は大人しく留守番していて下さい」

白澤「言われなくても、こんな体で出歩きたくもない」

A「では」
閻魔殿
鬼灯「地獄って仕事多いんだな。普段馬鹿にしてて悪かった。
あいつもこんな仕事をしながらわざわざEUに来てくれていたんだな」

A「EUも大変ですよね。召喚されたりお迎えに来たり」

鬼灯「お前は…」

A「マスティマ様は元気ですか?」

鬼灯「あぁ。やっぱりそうか…いつ死んだんだ?」

A「まだ死んでません」

鬼灯「は?ならなぜここに?」

A「臨死体験中らしいです」

鬼灯「そうか…まだ研究所に居るのか?」

A「はい」

鬼灯「お前にとっては一番つらい場所だろ?」

A「でも、私を必要とする人が一番いる場所です」

鬼灯「お前は地獄の住人を減らしているし感謝している。
それでも、皆お前を残して死んでいくと言うのに…死にたくないのか?」

A「人生を終わらせたいと思った事は何度も。
でも、私が居ないといけないと思う事の方がその何倍もありました」

鬼灯「そうか…もし必要ならば俺を召喚すると良い」

A「割引でも効くんですか?」

鬼灯「景品でもつけてやろう」

A「ならキッチン用品が良いです」

鬼灯「そんな安っぽいビンゴの景品みたいなのでいいのか?」

A「実用性があるからいいんです。
それに、何があっても私はベルゼブブ様を召喚しませんから」

鬼灯「いいのか?」

A「蝙蝠(コウモリ)の気持ちは蝙蝠にしかわからないから。私は現世に居るべきなんです」
2014.10.9

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設定タグ:鬼灯の冷徹 , ハンジ? , アニ   
作品ジャンル:ギャグ
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作者名:辰巳 x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/toshi6411/  
作成日時:2014年8月5日 15時

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