13.白澤の王子様 ページ13
桃太郎「
白澤「うん」
か…可愛い!!超絶可愛いんですけど!!なにこの天使!?///
A「見事に小さくなりましたね」
Aさんは向かい合うようにして白澤様の脇を抱えあげている
白澤「Aちゃんは僕のお妃ね」
A「アハハハハハ。だいぶ年増な王子様ですね」
白澤「…嫌?」
うわぁぁ!!?何!?その上目遣いは反則ですよ?
見てくださいよあの目!!
涙を溜めてうるうるしてるじゃないですか!!
なのに何でAさんは平然としていられるんですか!?
Aさんには母性と言うものが
A「私でよろしければ。喜んで」
…普通にあったみたいです
何気にキャラを変えてくれてるし
A「浮気したら相手に毒りんごを送りつけてやりますからね?」
…考えている事は相変わらずですが
白澤「そんな事絶対にしないもん!!Aちゃんだけだもん!!」
A「私も白澤様だけですよ」
白澤様を抱きかかえ、ほっぺをすりすりとしているAさん
どちらも幸せそうで仲睦まじくて
親子のようで微笑ましい光景ですが
ちょっとうらやましいからそこ変わってもらえませんか?
そんな思いが伝わったのか
それとも俺が睨みつけていたのか
A「桃太郎さん、白澤様をお願いします」
Aさんが白澤様を僕に手渡した
桃太郎「え?あ…はい」
小さい、軽い!!近くで見ると肌もすべすべで睫毛も長くて目も澄んでいて…
白澤様を相手に、自分がロリコンに目覚めてしまいそうだった
白澤「え〜!!Aちゃんがいい。桃タロー君に胸は無いもん」
可愛い子供になっても白澤様の下心はご健在でした
A「白澤様は今着れる服がないので私が…」
桃太郎「買いに行くなら、一緒に連れて行けばいいじゃないですか?」
A「いえ。これから作るので、一緒に遊んでいて欲しいんです」
Aさんの意外な女子力の高さを知りました
桃太郎「寸法はわかるんですか?」
A「抱きしめた時にしっかり採寸できたので大丈夫です」
Aさんの驚異の特殊能力も知りました
A「奥の部屋で作っているので…白澤様いいですか?生きていたいなら決して覗いてはいけませんよ?」
それは恩返しですか?殺害予告ですか?言ってみたかっただけですよね?
白澤「うん。僕良い子にして待ってるから」
なぜ子供の白澤様はAさんを怖がらないんでしょう?
2014.8.10
73人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「アニメ」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:辰巳 x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/toshi6411/
作成日時:2014年8月5日 15時