私は鳥の目コンビに挟まれて過ごしています！！最終回【黒子のバスケ】

▽・同居生活その２１ ページ1

「じゃあ、私たちは帰るわね。
私たちはお見合いの日に迎えに来るから
つらいと思うけど……お別れをしておいてね」

『はい……おやすみなさい』

お母さん達は車で帰っていった
リビングに戻ると
二人はまだ下を見つめているまんま

『もー！二人とも暗い顔しないのっ！
お見合いの日まで……楽しく過ごそう？』

「「A……」」

私は精一杯の笑顔で
二人を見つめた
それに……私がお見合いの
相手に気に入られなければいいんだよね？

可能性だってゼロじゃない
なら出来る限りやればいいだけ
そう自分に思い聞かせる









その頃……ある所では





とても多きい屋敷のような
家のある部屋にその屋敷の持ち主である
男と、その男の息子と執事がいた


「＿＿＿、お見合いの相手が決まってな。
椎名Aという子だ」

「お見合い……ですか」

その息子である青年は目を見開いて
お見合いのことを聞いて動揺していた
だが、そんなことをかまわずに
男は話続ける


「お前の将来の為だ、そして彼女と結婚して跡継ぎを
産んでもらわなければならない。分かっているな？」

「っ……はい、分かりました…………」

「用件はそれだけだ」

そう言うと男は
執事を連れて部屋から出て行った
青年は唇を噛んで自分の手をグッと握り締めていた





窓をながめながら
青年はぼそりと呟く





「自由に……なりたいな……」

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