【◇】恋愛のーと (ページ1)

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じーーーーーーっ…
野球部が練習しているグラウンドを覗く。
それが私の大切な日課。

沢「A先輩ー！そこのボール取ってください！」

2年生投手、沢村君にそう言われて私の足元に転がるボールを拾う。

貴『はーい！行くよー！』

そう言って自分なりに全力で投げた…
沢村君と私の距離は約20メートル程…
届くかな？そう思って投げると…ボールは沢村君の元にちゃんと届いた。

貴『うっし！！届いたー！』

沢「お見事です！！！！ありがとうございます！！！！」

そう言って沢村君は深々とお辞儀をしてくれた
そんなにしなくてもいいのにな…そう思って
クスッと笑う。

貴『頑張ってねー！』

唯「…なーにやってんのA」

貴『わぁぁ！？だっ、誰？？』

唯「あれ？そんなにびっくりした？」

後ろを振り向くと、そう言って面白そうに笑う唯がいた。

貴『も～…本当に唯はイタズラ好きだな…びっくりしたわ…』

唯「あはは！ごめんごめん！Aは面白いからね！」

貴『なにそれ意味わかんないんだけど！？』

唯「にしても…そんなに野球部の練習見るの楽しい？」

貴『全然楽しいよ？』

そんなのもちろん楽しいに決まってるのに…
野球部の皆んなのサポートができるマネージャーの唯がちょっと…本当にちょっとだけ羨ましい…

唯「それならマネージャーやればいいのに！」

貴『あはは！考えとく！』

唯「お願いしまーす！」

貴『じゃあ頑張ってね！』

唯「はーい！」

さて…それじゃあそろそろ帰らないとだな…
そう思って門の方へ歩いて行こうとすると…
野球部のユニフォームを着て歩いてくる人がいた。
えっと…誰だろう…話しかけようかな…？
すると向こうから話しかけてきた。

御「あんた…いっつも野球部の練習見てる奴だよな？」

貴『あ！うん！…えっと…御幸君だよね？』

御「せいーかーい」

そう言って彼はニカッと笑う。
かっこいい…

貴『じゃあ…御幸君、練習頑張ってね！』

そう言って手を振る。
そろそろ行かないと友達との待ち合わせに間に合わないかも。

御「あ！待って！」

貴『どしたの？』

御「わりぃ！名前聞いてもいいか？」

貴『ふははっ…なんて失礼な…Aだよ！Aって呼んで！』

御「…！おう！じゃあまた明日な！A！」

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Aちゃん設定

・可愛い，綺麗 7:3
・モテる
・野球部の練習を見るのが日課
・スタイル良し
・性格よし
・女子力低め

こんな感じです！良かったらまた見てくださいね！