参加決定 ページ8
「出る出る出る出る！！！！」
「出ねぇ出ねぇ出ねぇ出ねぇ！！！！
絶っっ対認めねぇ！あれにはもう参加しねぇ！」
「父ちゃんには決める権限もうねぇだろ！！」
ギルドに帰るとマカオとロメオが親子ゲンカを繰り広げていた。
私達は手取り早く7年前の遅れを取り戻そうと
ポーリュシカさんのところへ行ってみたが収穫はなかった。
しかし、ウェンディには心の面でも能力の面でもプラスになったようだった。
(アースランドのグランディーネには会えなかったけど、
エドラスのグランディーネには会えたもんね。
ウェンディ嬉しそうだな。
なんだかそういう感情って、羨ましいな。)
少しだけ寂しい気持ちになり、菊一文字と天羽々斬を握る。
(A、あなたはもう、1人じゃないのですよ。))
((俺たちは絶対おまえを1人にしねぇ。
たとえ、ギルドのあいつらがいなくなったとしても。
だからおまえは心配しねぇで笑ってろ))
菊一文字と天羽々斬の声が頭に響く。
((うん、ありがとう))
「さっきから出るとか出ねぇとか、何の話してんだ？」
ぼんやりやりとりを眺めているとナツが不思議そうに聞いた。
「ナツ兄たちが居ない間にフィオーレ1の
ギルドを決める祭りができたんだ！」
「おおっ！」
「そりゃおもしろそうだなっ！」
「フィオーレ中のギルドが集まって魔力を競い合うんだ！
その名も、大魔闘演武！！！」
「楽しそうですね！」
「なるほど、現在フィオーレ1と呼ばれている
ギルドは剣咬の虎だったな。」
「そう、その剣咬の虎を倒して優勝すれば
フィオーレ1のギルドになれるんだ！」
「しっかし〜、今のおまえらの実力でそんな事は可能かの〜？？」
「優勝したらギルドに賞金3千万ジュエル入るんだぜ？」
「出る！！！」
『3千万ジュエル』その言葉にマカロフも俄然やる気になる。
こうなったらもう誰にも止められない。
「剣咬の虎か。燃えてきた〜！！
その大会、いつやるんだよ？」
「3ヶ月後だよ」
「充分だ。それまでに鍛え直して、妖精の尻尾を
もう1度フィオーレ1のギルドにしてやる！！」
「うん！！みんなの力を1つにすればっ」
「できないこはない」
「まぢかよ〜〜」
「や、やめといたほうが......」
居残り組は未だ納得のいかない顔をしていた。
「出ると決めたからにはとやかく言っても仕方あるまい！
目指せ3ぜん...ぅおほっん！
目指せ、フィオーレ1！！
チーム、妖精の尻尾！大魔闘演武に参戦じゃ〜〜〜！！！」
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秘穏(プロフ) - とても面白いです！スティングの心情がなんか可愛らしくて、ついつい見守っている気分になります笑 あと隠密の回ですが、ラミアスケールだけ片仮名でしたが、漢字だと、「蛇姫の鱗」と書きます。 (2019年9月23日 11時) (
レス) id: 3c447ef1a9 (このIDを非表示/違反報告)
Da.Li(プロフ) - 大好きです。また更新してほしいです…気長に待ってます！ (2018年12月20日 19時) (レス) id: 9339fc5d80 (このIDを非表示/違反報告)
ZIN - 更新されてる!!楽しみに待ってます!! (2018年6月3日 21時) (レス) id: af655f0d36 (このIDを非表示/違反報告)
Pinky* - すっごいおもしろいです！！これからも頑張って下さい(*^O^*) (2018年1月15日 17時) (レス) id: e284ecfae9 (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん(プロフ) - あんずさん» わあああ(T_T)最近更新が滞っていたのですがそんなコメントいただけてとても嬉しいです（；＿；）プライベートが落ち着いたらまた更新しますのでもう少しお待ちください(T_T) (2015年12月31日 19時) (レス) id: 6c22e6ae36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あーちゃん | 作成日時：2015年8月28日 8時
