俺の隣のすとーかーちゃん番外編 (ページ8)

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「雅紀、ここ持って」

俺は左手でそこを持つ。
翔ちゃんは俺から離れて。
上から下まで俺を見て、満足そう。

「雅紀、すげぇ、いい格好」

微笑んでる翔ちゃんは、艶っぽさを秘めていた。

「猛獣使い、とは、いいネーミングだな。ね、雅紀」

俺は翔ちゃんを見る。
何がいいたいの？
翔ちゃんは俺の腹を撫でて。

「猛獣も、俺の前では腹を見せる」

くすくすと翔ちゃんは笑う。
俺を誘うように、笑う。

「翔ちゃん、寒いよ」

ん？と翔ちゃんは俺を見て。

「そう？なら・・・熱くしてやるよ」

翔ちゃんの顔が俺の胸に来て、そのままキスされるのかと思ったけど。
翔ちゃんが舌を出したままで、俺の胸を舐める。
翔ちゃんの舌が、赤く綺麗で。
その舌に舐められて現れてくるものを、翔ちゃんはとても愛しそうに転がす。

「んっ」

熱くなってくる俺のカラダと下半身。

「翔ちゃん、俺」

翔ちゃんは俺の声に顔を上げて。
ニヤリと笑った。

「ダメだ。明日、俺がキツイから」

「しょお、ちゃん」

でも俺、我慢できなくなってる。

「明日の夜ならいい。金曜だし・・・雅紀」

「ん？」

「一人で、するなよ？」

翔ちゃんが俺の耳元で囁く。
心臓がなる。
ばれてる。