俺の隣のすとーかーちゃん番外編 (ページ9)

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「雅紀を、俺の中で全部受け止めたい。だから・・・するな」

反則だよ、翔ちゃん。
そんなこと言われたら、我慢するしかないじゃないか。
翔ちゃんはそのまま俺の手を持って、翔ちゃんの・・・。
翔ちゃんも俺の・・・。

「翔ちゃん」

「俺も・・・我慢するから」

「う・・・ん」

翔ちゃんに触られて。

「雅紀・・・すごい」

「翔ちゃん・・・だって」

お互いに、求め合ってるのに。
ダメなの？

「翔・・・」

「我慢しろ・・・雅紀」

「や・・・だ」

俺は我慢できなくて、翔ちゃんを少し強く握る。

「んっ」

翔ちゃんの吐息が俺を高めていく。
甘い吐息の後、翔ちゃんはふふって笑って。

「でも、雅紀に結婚しようって言われたときは、嬉しかったよ」

「え？」

「もう一回、言って。あんな感じじゃなく、真剣に」

「こんなことしてるのに？」

「んっ、うん。言って、雅紀」

翔ちゃんの顔を見る。
まだ俺を誘ってるようにしか見えない顔で。
でも、真剣な瞳で俺を見てる。
俺は翔ちゃんの腰に手を回した。
そのまま俺の方に引き寄せる。