【ブラスタ】謎多き気紛れ猫 (ページ6)

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？「そ。開店前？……ねぇ、もしかしてここにいる人達は皆馬鹿ばっか？」
ケイ「どうだろうな…だが、真面目に生きてる奴が、此処で働くと思うか？」

？「あはっ…それもそっか。……ふふ…ケイ、だっけ？衣装はどうしてる？」
ケイ「衣装か？一応頼んでやってもらってるが…それがどうした？」

？「あんた、おもしろい！今まで会った事無い位に…僕の条件、のんでくれるならいてもいいよ」
運「ほ、ホントですか！？」

ケイ「待て。…それで？貴様の条件は何だ？」

？「僕はキャストとしてはやらない。それが、絶対条件。衣装は僕がやる。
　あーでもデザインはケイ、あんたが教えてくれればいいよ。
　ホールのスタッフくらいは、やるよ。あと、空き部屋があるなら、一つだけ、僕に頂戴？
　そこに住むから。なかったら…野宿でもすればいいから。」

ケイ「ふむ。確かに空き部屋なら一つあるが…あそこは誰も使わないから、掃除していないぞ？」
？「いいよ。僕、掃除好きだし。で、僕の条件のんでくれるの？駄目、なの？」

できれば、のんでほしいな…シン兄さんに久しぶりに挨拶したいし…ま、どっちでもいいか…

ケイ「いいだろう。貴様の条件、のんでやろう。して、名前は？」
？「僕……？そうだね、うん。僕はシオン…シオンだよ」
ケイ「そうか、シオンか…精々励めよ」
シオン「あはっ…やっぱ、ケイあんた、……面白いね！こんなに上から目線な人、見た事無い！」

運「あ、あはは…」