第二十七話 「10cm」貴方side ページ28
前にいた所には、やっぱり誰もいなかった。
ベンチに伊月先輩の左に並んで座った。
A「ここ、休憩所みたいなのに、なんで誰もいないんですかね?」
伊「多分入口から一番遠いからだと思うよ。みんな、ここまで来る途中のとこを使ってるんじゃない?」
A「でも、このくらい静かな方がいいですよ。」
確かに、ここから屋台の列は10mくらい離れてるし
提灯も少ないから周りはちょっと暗い。
私は、伊月先輩に奢ってもらったたこ焼きを口に入れようとした。
A「あっつ!」
たこ焼きが出来立てだったのに
冷まさずに食べようとしたから、唇を少しやけどした。
伊「ど、どうした?」
A「たこ焼きがアッツアツで・・・(笑)」
伊「大丈夫か?」
A「はい。唇をちょっとやけどしただけです。」
伊「やけど? ちょっと、見せて」
A「わっ」
私の顔が、伊月先輩の方に引き寄せられる。
一気に、二人の距離は近くなる。
多分、10cmもない。
私の頬に触れている伊月先輩の手に、意識が集中する。
A(ち、近い…っっ)
そのまま私達は硬直してしまった。
まるで、時が止まったみたいに。
第二十八話 「消えた」伊月side→←第二十六話 「このままじゃ」伊月side
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引きこもり界の大妖狐(自己中)@銀楼松(プロフ) - いえいえ!言われなくても焼きチョコ様と書かれたうちわ持って応援しますよ!ほんとに柿チョコさんイイですよねー!ありがとうなんて私の方がですよー!ありがとうございます (2016年5月21日 17時) (レス) id: 9040d70b09 (このIDを非表示/違反報告)
焼きチョコ(プロフ) - 引きこもり界の大妖狐(自己中)@銀楼松さん» うわあぁぁぁぁぁぁありがとうございます!!!!(///▽///)(///▽///)めちゃくちゃ嬉しいですあぁぁ作者やっててよかった←笑 柿チョコさんいいですよね〜(〃艸〃)これからも応援して下さると嬉しいですありがとうございます!! (2016年5月21日 17時) (レス) id: bf111cc88e (このIDを非表示/違反報告)
引きこもり界の大妖狐(自己中)@銀楼松(プロフ) - 元から焼きチョコさんがだいすきで…大先輩なんですよ!嬉し泣きが…私も柿チョコさん愛してます (2016年5月21日 8時) (レス) id: 9040d70b09 (このIDを非表示/違反報告)
焼きチョコ(プロフ) - 引きこもり界の大妖狐(自己中)@銀楼松さん» ありがとうございます!! (2016年5月19日 22時) (レス) id: bf111cc88e (このIDを非表示/違反報告)
引きこもり界の大妖狐(自己中)@銀楼松(プロフ) - とても面白い作品ですな!これからもがんばってくださいね! (2016年5月19日 20時) (レス) id: 9040d70b09 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:焼きチョコ | 作成日時:2014年5月31日 17時