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第十二話 「どういう関係?」伊月side ページ13

インターハイ予選から数日後の日曜日。


久しぶりに、日向と街に出ていた。



最近は練習ばっかで休日らしいこと出来てなかったから、いい息抜きになった。





あれを見るまでは。






腕時計を見ている、小柄で、藍色の長い髪の女の子。



帽子をかぶって、ダテメガネをしているけど、すぐ分かった。






伊「藍沢…」




日「え、マジ?こんな街中でよく分かったな、お前笑」


伊「は!?別に、そういうんじゃ………」



.



.





言葉が出なかった。




藍沢の所に走ってきた

高校生くらいの、男子。




日「なぁ、アイツって」


伊「桐皇の…桜井!?」




なんでだ…?




なんでアイツが藍沢と…





どういう関係なんだ……?





まさか……あいつらって







俺の考えていることが分かったのか、




少し困った顔をして、日向が俺のほうを向いた。




日「伊月」


伊「…何?」


日「…どうすんだ?」


伊「どうって、何もしないよ。」





しないっていうか



何も、出来ないだろ……





日「いいのかよ。」



伊「別に…て言うか、たとえ芸能人でも、彼氏いない方が逆にありえないでしょ。あのスペックだし」







そう、自分に言い聞かせないと無理なくらい




心の中で、動揺とショックと嫉妬がぐちゃぐちゃになって


早くこの場から離れたかった。








日「……独占欲の強ぇやつ笑」









この醜い感情は、日向にはバレていた。

第十三話 「ホッとした」伊月side→←第十一話 「複雑だね」桜井side



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設定タグ:伊月俊 , 黒子のバスケ , 誠凛   
作品ジャンル:恋愛
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引きこもり界の大妖狐(自己中)@銀楼松(プロフ) - いえいえ!言われなくても焼きチョコ様と書かれたうちわ持って応援しますよ!ほんとに柿チョコさんイイですよねー!ありがとうなんて私の方がですよー!ありがとうございます (2016年5月21日 17時) (レス) id: 9040d70b09 (このIDを非表示/違反報告)
焼きチョコ(プロフ) - 引きこもり界の大妖狐(自己中)@銀楼松さん» うわあぁぁぁぁぁぁありがとうございます!!!!(///▽///)(///▽///)めちゃくちゃ嬉しいですあぁぁ作者やっててよかった←笑 柿チョコさんいいですよね〜(〃艸〃)これからも応援して下さると嬉しいですありがとうございます!! (2016年5月21日 17時) (レス) id: bf111cc88e (このIDを非表示/違反報告)
引きこもり界の大妖狐(自己中)@銀楼松(プロフ) - 元から焼きチョコさんがだいすきで…大先輩なんですよ!嬉し泣きが…私も柿チョコさん愛してます (2016年5月21日 8時) (レス) id: 9040d70b09 (このIDを非表示/違反報告)
焼きチョコ(プロフ) - 引きこもり界の大妖狐(自己中)@銀楼松さん» ありがとうございます!! (2016年5月19日 22時) (レス) id: bf111cc88e (このIDを非表示/違反報告)
引きこもり界の大妖狐(自己中)@銀楼松(プロフ) - とても面白い作品ですな!これからもがんばってくださいね! (2016年5月19日 20時) (レス) id: 9040d70b09 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:焼きチョコ | 作成日時:2014年5月31日 17時

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