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白い少女と悪童〜3〜 ページ44

貴「赤いカチューシャの方は

大丈夫な様ですが…

そちらは酷いですね。」

私はそう言い、花宮さんの前に行った。

花「…大丈夫ですよ、このくらい。

助けていただき、

ありがとうございました。」

彼はそう言って立ち上がり、

その場を去ろうとした。

しかし、私がそれを止めないはずがない。

私は彼の(痣があるであろう)腕を、

軽く掴んだ。

彼は痛みに顔を顰めたが、

すぐに顔を戻してこちらを見た。

花「…あの、何か?」

本人は完璧に猫を被っている気で

いるようだが、それはまだ中学生。

その目の奥には、

小さな苛立ちが見え隠れしていた。

貴「この怪我で、

そう簡単に帰すわけにはいきません。

手当をするので、

ついてきてください。

…あなたも来ますか?」

私がそう高尾君に問いかけると、

彼はしどろもどろになりながらも、

高「あ…ぇっと、はい、行きます…。」

と、答えた。

花「だ、大丈夫ですからっ!」

後ろでそんな声が聞こえたが、

私は半ば強引に、

2人を私の家に連れて行った。

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カナン - 45ページで自己紹介する前に夢主が高尾君って言っちゃってますね・・ (2016年4月15日 22時) (レス) id: 6e603e34ea (このIDを非表示/違反報告)
まみやん(プロフ) - 時計草さん» Oh,yeah.楽しく読ませていただきます! (2015年1月12日 17時) (レス) id: e8a6f2a6df (このIDを非表示/違反報告)
時計草(プロフ) - まみやんさん» すいません!cを抜かしてましたσ(^_^;)楽しんでいただけて嬉しいです!コメ、ありがとうございました。 (2015年1月12日 15時) (レス) id: 65ec989994 (このIDを非表示/違反報告)
まみやん(プロフ) - やばいwww母160mだwww小説も面白いです!更新頑張れ! (2015年1月12日 14時) (レス) id: e8a6f2a6df (このIDを非表示/違反報告)
時計草(プロフ) - 花宮フミさん» コメ、ありがとうございます!楽しんでいただけて嬉しいです。続編作ったので、よろしければ遊びにいらしてくださいね! (2015年1月10日 23時) (レス) id: 65ec989994 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:時計草 | 作成日時:2014年12月1日 16時

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