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『───ねぇ、A。任務まではまだ猶予があるから、少しお喋りに付き合ってくれるかしら』
『ええ、もちろんです』
『あなた、さっき私のことをイーサン・本堂の娘だと言ったわよね』
『はい』
『いつから、知ってたの』
『最初から、です。イーサン・本堂がCIAであることも、あなたが一時的に繋ぎ役として組織に加わったことも、初めから分かっていました』
『じゃあ、まさか…私が発信機を付けられたのは、』
『いいえ、俺からは何も進言していません。寧ろ何とかしてお助けしたかったのですが、そもそも俺自身、当時は景光を助けることで頭がいっぱいで…お力になれず、すみませんでした』
『………そう。いえ、こちらこそごめんなさい。あなたを疑っても仕方がないとは分かっているのに』
『当然の疑いでしょう、構いません。知っていたのに助けられなかった以上、殺したも同じですから』
『それは違うわ、A。あなたとあの男は同じじゃない、それだけは言える。…私は、あの男を許せない』
『…………。』
低く、だがはっきりと呟いたキールの言葉に、Aは返事をしなかった。無理もない、話題に上がっているのは他でもないこの俺なのだから。
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櫂渦【とーか】(プロフ) - チャパさん» 嬉しすぎるお言葉、ありがとうございます！！マイペース更新にも関わらず追いかけてくださっていること、本当に嬉しいです。これからもお気の向く限り、男主の人生にお付き合いいただけますと幸いです( * ･ᴗ･ ) (2023年2月26日 9時) (
レス) id: 7ff0039a36 (このIDを非表示/違反報告)
チャパ - 沢山の作品の中で作者様のジンが1番好きです。飽きやすいので見なくなる作品は多々あるのですが、ずっと飽きることなく読ませてもらってます。前々から思っていたのですがふと好きだなーという感情がわいてきたのでコメントさせていただきました。長々とすいません。 (2023年2月23日 21時) (レス) @page38 id: b567095a1b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：櫂渦【とーか】
| 作者ホームページ：https://www.pixiv.net/users/28997649
作成日時：2022年6月19日 21時
