スキキライ02 ページ2
「Aちゃん‼︎ はい、コレどーぞ」
『これって…』
欲しかったんでしょ、と
高尾君から手渡されたものは、
ずっと欲しかったブレスレット
帰り道に見かける店のショーウィンドーに、
綺麗に飾られていたブレスレットだった
「高尾ちゃんからのプレゼントって事でwww」
『あ、ありがとう!』
なんで、コレが欲しかったって知ってたんだろ
やっぱり私の後付けてたのって、高尾君?
高尾said
よかった、喜んでくれたみたいでwww
あのブレスレット、ずっと見てたよな
そんだけ欲しかったんだろーな。
そんな所も可愛かったけど
ショーウィンドーの中のブレスレットを
眺めるAを眺めてた。
なんて、端(はた)から見たらストーカーかもw
多分、Aちゃんも気付いてた
俺が後付けてた事。
ま、帰り道逆方向だけど気にしないでっ☆
高尾said END
でも、高尾君は正直言ってタイプじゃない
故に…、反動かな?
急に優しくして来たから…
後を付けてまで 私の事心配してくれてたし…
(「ちげぇけど、その方がいいやwww」)
もしかして私、ときめいちゃってる⁈
「あれ、顔赤いけどへーき?」
『う、うんっ…』
嫌だな、高尾君に染められちゃいそう…
チャラいと思ってたけど、
彼の優しさを知ってしまった。
「Aちゃん、好きだわホント」
『わたしも好、き…』
えぇっ⁈ と、高尾君は驚いていた
でも一番驚いてるのは自分自身だ
こんなこっぱずかしい事、言うなんて…
「もっかい、もーいっかい今の言葉言って‼︎」
手を合わせ頭を下げてきた高尾君
『高尾君、嫌い』
「へ…」
『の、反対…』
「俺もAが好き! 」
『…知ってるし。』
私は呆れて笑ってしまった。
いや、照れていたのだと思う
高尾君があまりにもまぶしく笑うから
____
__
(俺たち、付き合うんだよな!)
(お付き合いは保留で)
(え〜、じゃあ、W.C優勝したら付き合って‼︎)
(…期待しとく)
(っしゃあ!)
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夕凪 - 金曜日のおはようを、紫原君で書いてください (2014年12月8日 15時) (レス) id: 416cfb7770 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:蒼(アオイ) | 作成日時:2014年4月7日 7時