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狂気の笑みを浮かべた椿は右の袖の中から黒い刀を取り出し、クロに向かって刀を振るうとする。倒れていたクロはすぐに起き上がって避けたが振り落としてきた足には避けきれず地面に背中が着いた状態で押しつけにされる。

それと同時に振り落とされた刀の刃がクロの右目の上で数ミリ程度で止めた。
椿はまた狂ったかのように声を上げて笑い始める。


真昼「クロから離れて!」


すぐにバックを持って椿に叩きつけようとしたが避けられて空振りしていまう。


椿「ねえ城田真昼。今日一番面白かった話をしてよ。昨日面白かったことは何?
吸血鬼を拾ったことは面白かった?
吸血鬼を殺したことは面白かった?
今も世界で誰かが死んでいることは面白い?
今も世界で誰かが生まれてくることは面白い?
ねえ?

あはははははははっはははははははあはあっははははははっあーーーー

なんにも面白くない。」


その時、床で倒れていたクロが両手を地面につけたまま椿に目掛けて蹴りを繰り出すが身を引いて避けられる。


クロ「てめえみてーな弟心当たりねーよ。
何なんだよ。めんどくせー…」


ムクリと起き上がって椿を睨みつけた。
「あーーいてぇ頭割れる…」と言い出血している頭をゴシゴシと拭くクロの傍に駆け寄った。


真昼「クロっ血を飲んでください!飲めば戦えるんですよね!?彼をままほっといたらマズイです!」


クロ「嫌だ。」


袖をまくった自分の腕をクロに突き出すが本人は嫌そうな顔を浮かべて拒否された。


クロ「…あれ?言わなかったけ?オレ今日筋肉痛で全然動けねーよ…?」


真昼「こんな時にふざけないでください!」


「全身ぷるぷるしてんの」と顔を横に振ってイヤイヤしている。流石に腹が立ったので彼の襟元を掴んで引っ張った。


真昼「…って…あれ?椿がサーヴァンプだって言うなら…椿の主人(イブ)は…?」


通り名が"招かれざる8番目(フーイズカミング)"で…名前が"椿"なら彼にも主人(イブ)がいるはず…そう思ってクロから手を離した瞬間、椿はクロの背中に向けて飛び蹴りを落とした。

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ミツ - 更新ありがとう(≧∇≦)真昼ちゃん可愛い♡御園とリリィとの絡みが新鮮♡これからが楽しみ(^ ^) (8月19日 23時) (レス) id: 0c597de051 (このIDを非表示/違反報告)
キララ@現実逃避(プロフ) - ミツさん» うわーー!ありがとうございます!ちょくちょく更新していこうと思っているので楽しみにしていてください! (8月13日 23時) (レス) id: ffe991e8d4 (このIDを非表示/違反報告)
ミツ - 真昼成り代わり小説、ありがとう(^○^)キャラとの絡みが楽しみ♪更新楽しみに待ってます♪ (8月12日 9時) (レス) id: 0c597de051 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:キララ@現実逃避 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/my.php  
作成日時:2023年8月9日 11時

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