拾九 ページ21
ウォーグルは目標を視認すると一気に急降下すると洞窟であるチャンピオンロードに入り込んでいく。
本来であれば入口付近で降りるのが普通なんだろうが、私のウォーグルは違う。
プロ意識かなんなのか、人間である私が分かるべくもないが、ウォーグルはちゃんと目的地まで飛んでくれる。
ウォーグルは大きな翼を羽ばたかせながら余裕をもって着陸する。
私はゴーグルを外しながらウォーグルの背中から降り、カバンに手を突っ込んだ。
引っ張り出したのはポロック入れ。ここまで飛んでくれたお礼にいくつかポロックをあげる｡
ちなみにこれを怠ると最低でも一週間は飛んでくれなくなるので、非常に困る。
一体誰に似たんだか……って私か。
ウォーグルをボールに戻し、家(秘密基地)に入る。中はひんやりとしていて、温度的に少し厳しい。
まぁ、住めば都とはよく言ったもので、慣れれば快適に感じる。
私はボールを専用の機械に入れ、そのまま近くのベッドに倒れ込む。
慣れない事ばかりしたせいか、すぐに心地のいい眠気が襲ってくる。
次第に瞼が重くなっていき、そしてぷつり、と。意識が途切れた。
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神宮月左京 - この小説すごく好きです！！更新待ってます！！ (2017年2月11日 14時) (
レス) id: 719afb3edb (このIDを非表示/違反報告)
天咲 - コメントありがとうございます！そう言っていただけると嬉しいです！早速見に行きますね！ (2015年2月11日 0時) (レス) id: b865362e37 (このIDを非表示/違反報告)
真餅＠金田一(HQ)は僕の嫁(プロフ) - 面白いです！俺もORASの小説書いてるんでぜひ見て下さい！！ (2015年2月1日 16時) (レス) id: 86f35a74af (このIDを非表示/違反報告)
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