秋白の忍【NARUTO】

二十二の巻 ページ23

ミナトさんに飛来神の術を教わり
文献に載っていた様々な技も会得し

私は火影様から呼び出しをくらって会いに行く真っ最中

全く、何があったんだよ。



コンコン

「入れ」


ノックの数秒後に帰ってくるそれは落ち着いていた


「どうも」

「フム、お主 隠していることはないかのう」

隠していることって…
特にありませんけどね、

「例えば？」

「術の会得…とか」

そういう三代目火影様
ついつい笑みが溢れてしまう

「アッハッハッ 流石だねぇ
やっぱり賢いし鋭い いいよその観察眼！！」

「いろんな技を会得したさ！
例えば ほらこれ！」


印を素早く組みやって見せたのは

「変化の術…かのう」

そう、変化の術

「にしても、大人びた少女に変化するとはな…」

「失礼な、これがあの世界での私の姿だよ
あんな餓鬼の姿 不便で仕方ない


それに私は少女ではない淑女だ。」


どこがと鼻で笑われたが私はスルーしといた。
いちいち構ってたら日が暮れるよ

「お願いがあるんだけど いい？」

「内容によるがな」


食えないジジイだこいつはほんとに！！

「私の成績、知ってるでしょ？
転入生にしてレベルはトップクラス
あの木の葉の白い牙の息子、天才であるはたけカカシに体術でも忍者でも座学でも引けを取らない」

「フム…」

「何が言いたいかわかるかな？
昇格させて♡」


そう、教科書の先読み 文献での学習やら何やら
有り余った時間でドコカへ飛んでやっていたら
1年分成長してしまったし

その知識は中忍をも超えるのでは？
過大評価ではなくこれは過小評価だから。


「実はな お主を下忍…いや中忍に昇格させるべく
呼び出したんじゃ」


「えええええ？！
それってマジィィ？！ いや火影様マジ愛してるよ！！ラブだよ！！永久にラブ！！！」

「は、はぁ…」

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