二十三の巻 ページ24
取り敢えず、まだまだお金は有り余っているんだし
甘味処にでも行こうか
「おじさんお団子ちょーだい」
「はいよ」
私は本来の姿のまま甘味処にて団子を食べていたんだ
そう、食べていた。
「お隣、いいかな？」
なんと来たのは波風ミナト
「ああ ミナトさん どうぞ」
ついうっかり名前で呼んでしまったが 彼は私があのときの少女だと気づいただろうか
「ボクの名前を知ってるの？
キミは・・・・？」
やはり知らないか。
ふふ、驚かせちゃおう
「うん、あの時術を教えてくれたでしょ？
私は秋白Aだよ」
「え？！あのときの？！Aちゃん？？！！」
だからちゃん付けされるような歳じゃないんだって
「そうだよ、私はあのときのAちゃんだ
これが本来の姿だよ」
「そ、そうなんだ
随分と美人だね！」
心做しか顔を朱に染めそんなことを言い出すミナトさん
「まぁね もしかして惚れた？」
「へ？！え、いや ま、まさか！！」
わかりやす。
なんだこの可愛い生き物
「アハハ 冗談だよミナトさんっ
ああ因みに私のこの姿のときさあまり名前を呼ばないでほしいんだ 訳あってまだまだアカデミーに存続していなきゃダメだからさ」
「ん！なるほど・・・ね
わかったよ これから任務も被るかもしれないねAちゃん！」
己は言ったそばから名前を呼んでくるのか…
それにちゃん付け！！！
一応あんたより1、2歳は歳上だぞ？
「ちゃん付けやめてよミナト」
私もさん付けやめるから の意を込めてそう言うけど
破壊力強かったのかな？
顔真っ赤にして う、うんっていう返事しか貰えてない
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 137人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ヴィズ(プロフ) - マスラさん» コメントありがとうございます！頑張ります！！！ (2018年10月28日 2時) (
レス) id: 54e78712b9 (このIDを非表示/違反報告)
マスラ - 面白かったです！(*^_^*)続き頑張ってください！ (2018年10月27日 18時) (レス) id: 9b6ae3d64f (このIDを非表示/違反報告)
ヴィズ(プロフ) - あまもふさん» 嬉しいお言葉です！ありがとうございます！がんばります！！ (2018年5月5日 20時) (レス) id: 54e78712b9 (このIDを非表示/違反報告)
あまもふ - すごく面白かったです！これからも頑張ってください。応援しています!! (2018年5月5日 20時) (レス) id: 632895b9bd (このIDを非表示/違反報告)
ヴィズ(プロフ) - ユラさん» 心温まるコメント、ありがとうございます。原作とはかなりズレますがネタが浮き次第、更新していきたいと思ってます。 (2018年3月24日 11時) (レス) id: 9d884753d2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ヴィズ | 作成日時：2018年3月14日 0時
