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zm「かっはははww」
少し離れたところで、聞き慣れた笑い声がする。
それが聞こえた途端、コネシマとショッピの緊張が解けた。
見ると、100メートル離れた所から、ロボロとゾムがこちらへ向かって来ている。
意外にも離れた所にいるゾムの姿に、二人は思考を巡らせた。
あの肩(背中)を叩いてきたのは、ゾムじゃないのか…？
二人が不思議に思い始めた時に、目の前に老人が立っていた。
kn「わぁ！？」
shp「え！？」
またゾムの笑い声が夜道に響いた。
ぬ「いやぁ、ここまで驚いてくれるとは…いたずらの甲斐があった。」
kn「だ、誰や爺さん！？」
二人が驚いている間に、ゾムとロボロも自販機の前に辿り着いた。
ショッピはじっと老人を見ながら、ふと口を開いた。
shq「もしかして、ぬらりひょん、さんですか…？」
ぬらりひょんは大きく目を開いて、嬉しそうにショッピを見上げた。
ぬ「いかにも。」
kn「ぬ、ぬらりひょん！？」
ぬ「む、お前もワシを知っとるんか？」
コネシマは熱のこもった真っ直ぐな、少年のような目で、ぬらりひょんを見る。
kn「知っとるも何も…俺が昔、めちゃくちゃ憧れた、妖怪の名前や…。」
ふつふつと、湧き上がるものを抑え、瞬きを忘れて見つめてくるコネシマに、ぬらりひょんは胸を熱くした。
ぬ「そうか。初めましてじゃな。名前は何という？」
kn「コネシマです。」
ぬ「うむ。まあ、ワシの栄華の時代は終わった。今は気楽に、わしの話し相手になってくれ。」
kn「会えてよかったです、ありがとうございます。」
急なコネシマの態度の豹変に、ゾム、ロボロ、ショッピは驚いていた。
コネシマの姿が、大きな少年に見えた。
かつての妖怪の頂点に、子供だったコネシマが憧れていた時代があるのかもしれない、とロボロは察した。
rb「んで、自販機で何か買ったんか？」
shp「そうです、頼まれた分をコネシマさんの奢りで。それで、お二人とぬらりひょんさんは、これから屋敷に行くんです？」
rb「うん。さっき帰り道に出会って、何かグルッペンに会いたいらしくてな。ぬらりひょんさんを屋敷に連れてくとこや。」
ぬ「それで途中に仲間だというお主らがおったから、ワシがいたずらをしたんじゃ。」
なるほど、とショッピは納得した。肩を叩いてきたのは、ぬらりひょんだったようだ。通りで気配がないわけだ。
zm「おもろかったでw二人がお互いを不思議そうに見とんのww」
ゾムの言葉に、コネシマは笑った。
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舞茸(プロフ) - お待たせいたしております(-_-;)子供の新学期準備に、謎の喉の違和感と咳に投稿が滞っておりました。お楽しみ頂いている方には、本当にお待たせしてしまい、申し訳なく思います(_ _;)これからどんどん投稿してゆきます！！読んでいただき本当にありがとうございます！ (2022年4月27日 0時) (
レス) id: b96c8fba01 (このIDを非表示/違反報告)
レイ - 次の投稿楽しみにしています。お体にお気をつけて (2022年3月30日 21時) (レス) @page32 id: 2020323a87 (このIDを非表示/違反報告)
舞茸(プロフ) - 気づくのが遅くなり、申し訳ありません！！わざわざ投稿、ありがとうございます！！育児中のため、更新が遅いです、ご了承下さい。ですが感想頂くだけで、とても励みになります！投稿、頑張ります！ (2022年2月18日 1時) (レス) @page32 id: b96c8fba01 (このIDを非表示/違反報告)
鴉 - ゾムさん、かっこええ...。 (2022年1月20日 12時) (レス) @page23 id: 9e2a714ff1 (このIDを非表示/違反報告)
ロクロ - 面白い！見つけられてよかった！ (2021年12月22日 18時) (レス) id: 9754f34744 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：舞茸 | 作成日時：2021年11月7日 22時
