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kn「全く気配なかったわ！さすがや、ヤバかったわ。まさかぬらりひょんさんのイタズラやと、思わへんし。」
コネシマがぬらりひょんを見ると、満足そうなぬらりひょんの顔がそこにはあった。
shp「とりあえず、買うもん買ったし、皆で屋敷行きましょうか。」
そうやな、寒くなってきたしな、と皆は屋敷に向かって歩き出した。
kn「ぬらりひょんさんは、八岐大蛇について、何か知ってます？」
歩きながら、突然、質問するコネシマに、他の皆は驚いていた。だが質問された当の本人は至って落ち着いていた。
ぬ「ぬらりひょんは長いから、ぬら爺でいいぞ。八岐大蛇については知っておる。その件について、グルッペンに話しに来たんじゃ。」
コネシマは何か考え込んでいた。
shp「最古の妖怪…まだそんな妖怪が、こんな時代まで生きてるんですね…」
ぬ「色んな妖怪の行く末を見てきたが、あやつだけは、次元が違うな。」
zm「どう違うん…？」
ゾムの純粋な質問に、ぬらりひょんは唸った。
ぬ「何と言えばよいのか…とにかく、異質じゃな。理解の範疇を超えておる…」
shp「…神話に登場するくらいですからね…。」
ぬ「うむ…わしはグルッペンよりは長く生きとるが、八岐大蛇は比べ物にもならんくらい、“存在しとる”からなぁ…」
ぬらりひょんの独特な言い回しに、ゾムは勘繰った。
zm「生きとるじゃなくて、“存在しとる”、なん？」
ぬ「おお〜、鋭い男じゃな。まあ長くなるからな、細かいことはグルッペンと皆の前でちゃんと話すつもりじゃ。」
そこで、黙っていたコネシマが顔を上げた。
kn「ほんまに、ぬら爺って呼んでええんか？」
そんなことで悩んどったんかい！とロボロがツッコむ。
ぬらりひょんは笑った。
ぬ「大丈夫じゃ、これから関わる機会が増えるじゃろうからな。まあ、好きに呼んでくれ。」
kn「お？そうなんか？じゃあ、遠慮なく呼ぶわ！」
そう話していると、屋敷の門をくぐり、玄関にたどり着いた。
皆が靴を脱ぐ中、ロボロは来客用のスリッパをぬらりひょんに出した。ぬらりひょんが礼を言いながら、履き替える。
そして会議室へ向かおうとしたところで、ショッピがあ、と声を出した。
kn「ん？どしたん？」
ショッピは自身が持っている飲み物と、コネシマが持っている飲み物を確かめると、顔を上げた。
shp「おしるこの代わり買うの、忘れてました。」
あ、と次はコネシマの声が玄関に響いた。
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舞茸(プロフ) - お待たせいたしております(-_-;)子供の新学期準備に、謎の喉の違和感と咳に投稿が滞っておりました。お楽しみ頂いている方には、本当にお待たせしてしまい、申し訳なく思います(_ _;)これからどんどん投稿してゆきます！！読んでいただき本当にありがとうございます！ (2022年4月27日 0時) (
レス) id: b96c8fba01 (このIDを非表示/違反報告)
レイ - 次の投稿楽しみにしています。お体にお気をつけて (2022年3月30日 21時) (レス) @page32 id: 2020323a87 (このIDを非表示/違反報告)
舞茸(プロフ) - 気づくのが遅くなり、申し訳ありません！！わざわざ投稿、ありがとうございます！！育児中のため、更新が遅いです、ご了承下さい。ですが感想頂くだけで、とても励みになります！投稿、頑張ります！ (2022年2月18日 1時) (レス) @page32 id: b96c8fba01 (このIDを非表示/違反報告)
鴉 - ゾムさん、かっこええ...。 (2022年1月20日 12時) (レス) @page23 id: 9e2a714ff1 (このIDを非表示/違反報告)
ロクロ - 面白い！見つけられてよかった！ (2021年12月22日 18時) (レス) id: 9754f34744 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：舞茸 | 作成日時：2021年11月7日 22時
