混乱 ページ20
柚 「…すみませんでした…。」
咲 「…本当に…反省なさい。」
A「…最悪だ…。」
真緒絶対気づいちゃったよ〜！！
咲 「でも、Aもいい加減にしなさいよ？
いつまでも隠し通さないの。」
A「…え？」
柚 「…どうして言わないの〜…あの反応…真緒様も絶対好きだって〜。」
A「…ありえないよ…。
私なんか。
絶対に興味ない。
言いたくても、振られるのが怖い。
真緒が、他の女の子に取られるのも嫌…。
馬鹿だよね私。
他の子と比べたって、私には勝ち目なんかないのに。」
すると両方からほっぺをムニッとつままれる。
柚 「何言ってんの！
Aちゃんは余裕だよ！」
咲 「他の女のことなんか気にしないのよ。
だって、真緒くんはあんたのこと、他の女の何倍も知ってんのよ？
いいところも悪いところも、誰よりも知ってる。
友達や他の女子よりも、あんたを優先してくれてたんでしょ？
そこまでして、Aよりも好きな子がいるだなんて言えないわ。
Aが誰よりも、一番大切な女の子なのよ。」
A「…そうだと…いいのに…。」
すると携帯が震えた。
A「ごめん！電話きた！」
二人にそう言って、人のいない場所に行く。
凛月さんだった。
A「もしもし。」
凛月『もしも〜し。A〜？』
A「凛月さ…凛月。何かあったの？」
凛月『…そっちこそ、何かあった？』
A「え？」
凛月『Aの声が少し低い。
あと、ま〜くんがおかしい。』
A「？真緒が？」
凛月『うん。顔真っ赤にして頭抱えてる。
俺に構ってくれないし。
あんたま〜くんに何したの？』
A「えっ！？何もしてないよ！？」
凛月『何もしてないわけ無いじゃん。
二人しておかしいんだから。
俺の可愛い可愛いAとま〜くんになんてことするの〜って言いたい。』
A「誰に。」
凛月『Aとま〜くん♪』
どっちだよ…。
凛月『ふたりとも大事なのに、選べるわけ無いでしょ？』
A「…え？私も？」
凛月『当たり前じゃん。
ま〜くんと同じくらい、Aが大事。
初めてAの家に来た日、
俺、恋なんかしないって言ったよね。
あれ、あんたは例外って付け足しとく。』
…もうわけが分からん。
凛月『まぁとにかく、頑張って。俺も頑張るから。
…あ、あと、電話したらちゃんと出てね？』
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照山紅葉 - 名無しさんさん» コメントありがとうございます。夜分遅くにすみません！初めてここまで高評価いただいて、驚いています。今後ともよろしくお願いします！ (2022年3月29日 1時) (
レス) id: 1f5ed919d9 (このIDを非表示/違反報告)
名無しさん(プロフ) - 続編ありがとうございます！この作品大好きなので最後まで応援させていただきます！ (2022年3月29日 0時) (レス) @page50 id: 62c0e911ba (このIDを非表示/違反報告)
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