俺の理性くずしてみて？君をみているだけで、S心がくすぐられるから

第７夜 夢をみた ページ9

あのあとAは気を失った。

「早いですよ」

一人でそうつぶやく。


もう少し、Aにはまだもってほしい


そんなことを思ってると、いつのまにか寝ていたらしい。




・




「白龍……様……？」


「っ……」

Aの声が聞こえて、目を少しひらくと、Aの心配した顔が目にうつった。

「泣いてるの？」

自分の頬をさわるとAのいったとおり、涙が頬に伝っていた。

「Aが……しらない男のところにいっちゃう夢をみた」

「なっ、なに「なんてうそ」

そう言って、笑うとAはもう!!っと言って、そっぽを向く。


本当にみた夢は幼いときの夢だった。


でも、このことはまだ言えない。


Aに抱えこまれたくないから


今のままでいい



「Aさっき、“様”って呼んだよね？」

俺が聞くと、Aはビクッと体をふるわせた。


彼女の手首をつかみ、押し倒す。



・




・





「続き……しよっか。

――…A？」

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