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第3夜 彼の顔が怖いです ページ5

午後二時。

やることのない私はひまつぶしに廊下をふらふら歩いてた。

「A!!」

「おぷっ!?」

急に誰かが、後ろから抱きついてきた。

「紅覇くんでしょ?」

私がそう言うと、紅覇くんはクスッと笑う。

「せーかい〜なんで僕だってわかったのぉ?」

「だって……紅覇くんしかこんなことしないから」

ぼん読みで話す私に紅覇くんは「さすがAだね」と話す。

そんな短い話をしてると、なにか……近くでどすぐろい気配を感じた。

まさかと思い、後ろをゆっくりふりかえる。

そのとき、全身から冷や汗が流れた気がした。

「あれぇ〜?白龍じゃん」
紅覇くんはそう言うと、白龍は私たちのもとにやってきた。

私はそのとき目をそらす。
「偶然ですね。A殿と紅覇殿」

にこっと笑う白龍様。

顔が笑ってない。

むしろ私をみて、黒い笑みを浮かべてる。

「あっ、大変今日呼ばれてたんだったぁ〜じゃあね」
そう言って、手をふり廊下を歩いていった。

ひ、一人にしないで!!


「Aなにしてるんですか?」

「えっ」

「あんまりべたべたしないでください」


そう言って、私の手首を握る白龍様。

「べたべたな…「また同じことすると襲う」


クスッと黒い笑みを浮かべながら、手をはなす。

でも、彼がこれで終わりなんてありえないでしょう?

「Aには”オシオキ“が必要ですよね」

第4夜 はじめようか→←第2夜 “様”なんてよばせない


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設定タグ:白龍 , マギ , 煌帝国   
作品ジャンル:アニメ
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Yamako- - 田中くんの幼馴染みもいつもけだるげをもう一度書いてください。 (2018年9月8日 11時) (レス) id: 9d0ec6aafe (このIDを非表示/違反報告)
ミホミホ - 面白かったですぅ!次の作品を待っていますう(ノ´∀`*) (2013年8月27日 13時) (レス) id: 80b84041c3 (このIDを非表示/違反報告)
ミホミホ - 面白かったですぅ!次の作品を待っていますう(ノ´∀`*) (2013年8月27日 13時) (レス) id: 80b84041c3 (このIDを非表示/違反報告)
ふゆふゆ(プロフ) - おひさでーす。やっぱりおもしろい!サイコーです♪ (2013年7月24日 11時) (レス) id: 1b8ca67803 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 面白〜い☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆頑張って下さい☆より(^ ^) (2013年7月23日 19時) (レス) id: 0af7cddd2f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:桃桜 | 作成日時:2013年6月22日 0時

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