第12夜 嫉妬 ページ14
「……夢?」
力ってなに……?
ちがう
これはただの夢だ。
なにも気にすることはないんだよ
私は自分に言い聞かせて、起き上がる。
「もう忘れよ」
そう言って、立ち上がり部屋からでた。
少し歩いていくと、誰かの声が聞こえた。
「それじゃあ失礼します」
女の人はペコッと頬を桃色にそめて歩いて行った。
しかも、そのしゃべっていた相手が白龍。
やばいと思った私はパッと隠れた。
白龍はそのまま私に気づかず歩いて行った。
私は小さくため息をして、壁によりかかる。
「なによ……あんな楽しそうに話しちゃって……えっ?」
私がそうつぶやいたとき、誰かが私の手首をひっぱた。
そして、ギュッと誰かに抱かれる。
「白龍」
「なんでこんなところにいるんですか?」
「べつに」
目を泳がせてると、白龍はニヤッとなにかたくらんだ顔をした。
「Aもしかして……
嫉妬しちゃった?」
「なっ、なに行って」
突然顔が赤くなる私をみて、黒い笑みで笑う。
「そんなAの反応俺好きですよ?」
「バカにしないで」
そう言って、プイッとそっぽをむく。
第13夜 寂しくなんかないんだからね!?→←第11夜 目を合わせたら
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Yamako- - 田中くんの幼馴染みもいつもけだるげをもう一度書いてください。 (2018年9月8日 11時) (レス) id: 9d0ec6aafe (このIDを非表示/違反報告)
ミホミホ - 面白かったですぅ!次の作品を待っていますう(ノ´∀`*) (2013年8月27日 13時) (レス) id: 80b84041c3 (このIDを非表示/違反報告)
ミホミホ - 面白かったですぅ!次の作品を待っていますう(ノ´∀`*) (2013年8月27日 13時) (レス) id: 80b84041c3 (このIDを非表示/違反報告)
ふゆふゆ(プロフ) - おひさでーす。やっぱりおもしろい!サイコーです♪ (2013年7月24日 11時) (レス) id: 1b8ca67803 (このIDを非表示/違反報告)
☆(プロフ) - 面白〜い☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆頑張って下さい☆より(^ ^) (2013年7月23日 19時) (レス) id: 0af7cddd2f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:桃桜 | 作成日時:2013年6月22日 0時