3話 ページ4
倉元「え??てか待って!?出会った時ってアカデミーの入学式のときじゃんか。それってもう10年以上も前じゃん…うわ、全然気付かなかったわ!!」
あ「私の盗撮スキルを舐めちゃいけませんよ?」
倉元「ドヤ顔すんな!なんにも誇れることじゃないからね!?で、どっから撮ってんの!?全然分かんないんだけど!もう撮るの禁止!」
あ「うふふ♡慌てちゃって可愛い〜♪どこから盗撮してるかなんて教えるわけないでしょ?王子のあんなところやこんなところ、何もかもさらけ出して欲しいの♡」
倉元「その言い方なんか卑猥!やめて!?」
塚「何でもいいですけど、班長がご立腹なんで早く戻りません?」
あ「了解!班長怒らせたら怖いから私戻るねー!」
大変、大変!いい塩梅に仕事しとかないと班長に怒られちゃう☆
倉元「あ!ちょ、話はまだ……!!」
王子に呼び止められるなんて私も罪な女♡けれど私班長の方が怖いからごめんね♡
あ「熊井ただいま戻りましたー!!申し訳ありませんでしたー!!」
バーン!!と扉を勢いよく開けて、部屋に乗り込むと同時に謝罪をする。こうすると班長は怒る気なくすらしい。私ったら策士☆
小坂「……ハァ。もういい。午後イチの会議に出るよ。付いて来なさい。」
あ「はーい♪」
副班長である私は、班長について対策会議に出ることが多い。会議は眠くなるような内容ばっかり。正直つまらない。だからどうしても上瞼と下瞼がくっついてラブラブ離れてくれないのだ。しょうがないでしょう?ラブラブなんだから。上瞼と下瞼は2人で1つだからね!……決して寝ているわけではない。勘違いしないように!!
あ「……スピー。」
小坂「A!!このアホンダラが!!」
班長の痛ーい拳骨が私の頭にヒット☆
あ「ぬううう…痛い〜…」
小坂「お前は何でいつもそうやることなすこと原始的なんだよ!対策会議は昼寝の時間じゃないんだぞ!目かっぴらいてよく聞いとけバカ娘が!」
あ「班長〜……私王子不足なんですぅぅ。だからちょっと目を閉じて妄想世界で王子とキャッキャウフフしてたんですよぉ…。」
小坂「また殴られたいの?」
あ「ごめんなさい!ちゃんと聞きまっす!!」
ええ、それからの私はすっきりしゃっきりちゃんと話しを聞きましたとも。
鈴屋班との合同捜査。狙う獲物は「隼」。SSレートの羽赫。…ね?聞いてたでしょ?
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茶凛(プロフ) - とっても面白かったです!! くらもっちゃん最高!! (2017年5月30日 6時) (レス) id: dbf487caee (このIDを非表示/違反報告)
歯磨き粉(プロフ) - ありがとうございます!ほぼ自己満の作品ですが、楽しんでいただけて良かったです! (2017年3月10日 8時) (レス) id: 00a43c3125 (このIDを非表示/違反報告)
fuuka2001(プロフ) - 面白かったです! (2017年3月9日 23時) (レス) id: 0e8e4fe47e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:歯磨き粉 | 作成日時:2016年12月19日 13時