〜テレカクシ思春期〜2 【黒子のバスケ】

思春期 42 ページ16

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「木村先輩。マッサージに来ました」

木村先輩はベンチに腰かけてバナナを食べていた。

木「お、悪いな。ちょっと頼むわ」

「はい」

俺は木村先輩の目の前にしゃがむと足を出してもらってマッサージを始めた。

木「次の試合。Aちゃんも出るんだろ？」

「まぁ、そうですね。けど俺が出るのは最初と最後にちょっとだけなんで」

木「マネージャーの仕事をしてくれんのは助かるが、自分の身体にもしっかり気ぃ使えよ」

「はい。大丈夫です!!」

木村先輩はマッサージが終わるとバナナを分けてくれた。
木村先輩の家のバナナらしい。

さて、次はお兄ちゃんか…

「清にぃ、マッサージに来たよ。足出して」

宮「おぅ。サンキューな」

「次の試合、頑張ってね」

宮「あぁ。って、お前も出るんだろ」

「俺が出れるのは少しだけ。それがバスケットボール協会との約束だもん」

宮「そうだったな。まぁ、お前が出れない分は俺が代わりに走ってやるよ」

そう言ってお兄ちゃんは頭を撫でてくれた。

＿

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