【黒バス】最後まで父は凄い人でした。

凄い人67 ページ17

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《征十郎様がお亡くなりに＿＿》

話の途中で走って家を出た

鍵はかけたけど受話器元に戻しったけ

…そんなことどうでもいい

あ｢父さん!!!!｣

走ってさっきまで父さんがベッドに座って笑ってた部屋に駆け込んだ

そのベッドには寝転んでいる父さんとその上には白いシーツがかかってた

あ｢父さん…?う、嘘だよね?｣

ねえ

さっきまで馬鹿やってたじゃん

笑ってたじゃん

なんでそんな布かぶってんの?ねえ

あ｢父さん…ねえ。返事してよ｣

俺無視されると結構きずつくんだよ?

父さん知ってるでしょ?

だからさあ

はやく

あ｢返事.......してよ｣

あ

涙出てきた

なんで泣いてんの俺

あ｢父さん。ねえ。ねえってば｣

父さんはただ寝てるだけだって

あ｢父さん!!!!!!!!｣

父さんは.......父さんは

あ｢父さん!父さん父さん父さん!!父さん!｣

声が裏返っても、かれても叫び続けた

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