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浦「あれ?平子サンじゃないですか?」


平「喜助やないかいつの間に苗字呼びになったん?」


浦「イヤですねー!何時も平子サンって呼んでるじゃないッスか〜」


平「・・・そうやったな、ジョーダンや!アハハ」


『そーだぞ、なに言ってるんだよお前』


平「バッ」


浦「平子サン?どうしました?」


平「今・・・隊長が・・・」


浦「隊長は貴方でしょう平子サン?」


違う、俺は隊長やない副官や


・・・誰のや?


藍「平子隊長?」


ひ「真子?」


違う、俺はこの隊長羽織は着てへん


これは、あの人の執務室の椅子に着られずに掛かっているかブランケットになっとる筈や


此処は・・・何処や?



( ゚д゚)ハッ!
ピッピッピッピ・・・


夢、やったんか


なんや妙に現実味があったな・・・


『・・・なに、シケた面、してるん、だ、よ平子』


平「隊、長・・・ガバッ隊長!?起きたんでっか!?」


『今、さっき声、出せねえ、し動けね、えから卯ノ花呼べ、な、かっ、たゲホッ』


平「無理に話さんといてください!!今看護師呼んできますから!!」


『嗚、呼』


ベッド下のナースコールを押した


平「体調は!?」


『ハハ、誰かさんの、手が、温かいか、ら平気、だ』


平「あっ、これはちゃいまっせ!?ほら、あの!!病人にやる!!ああれや!」


『フッ、そうゆう、事に、しておいてやる』


卯「お取り込み中すみませんね」


『卯ノ花・・・』


卯「全く、胸を貫かれても生きてるなんてどうゆう身体構造してるんですか」


『お前だけ、には、言われた、くねえ』


卯「水飲めますか?」


『動けね、え』


卯「ストロー持ってきますね」


『サン、キュ』


ズコーーーー
喉に染みるように水分が行き渡る


カラカラで声が出づらかった喉が元に戻る


『あ゛〜水って素晴らしい』


卯「何言ってるんですか」


『何日寝てた?』


平「大体5日や」


『結構寝たな体がバッキバキだ』

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作者名:樹羅 | 作成日時:2023年1月30日 15時

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