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ピッピッピッピ


平「・・・」


山「いたのか」


平「隊長は?」


山「峠は越えたが安心はできん意識が戻るかは・・・」


平「さよかありがとさん」


山「・・・お前も後で診察に来い倒れそうだぞ」


平「大丈夫や」


山「・・・とにかく後で来い絶対だ」


山田が病室から出る


病室のベットには胸部に包帯が巻かれ呼吸装置を付けられたAが静かに寝ていた


平「・・・」


隊長がこうなったんは、俺のせいや・・・


ベッドの隣の椅子に腰掛けてAの手を握る


平「隊長いつまで寝とる積りですか起きて下さい、隊長ん仕事全部此方に回って来てるんやで?」


いつもなら間抜けな声を出して拒否ってる所だが目を瞑って動かない


平「それに俺が隊長代行命じられてるんやで?
隊長が普段着いひん隊長羽織俺が着てるんやで?
面白いやろ・・・羽織着てんのに隊纏められへんのや」


手を握る力が強くなる


平「ホンマ、バカな話や・・・隊長の隊を俺が纏めて、引張れる訳ないやんけ・・・
ギンも何処か行ってしもうたんやで・・・
早う起きてください、皆待ってますで・・・御影隊長・・・」


疲れていたのかAが近くに居て安心したのか手を握ったまま寝落ちた







藍「平子隊長、起きて下さい」


平「ん、惣右介?」


藍「ハァ、平子隊長仕事が溜まっているのに寝ないで下さい」


気が付いたら見慣れた執務室、ではなかった


厳密に言えば何時もの執務室だがインテリアが若干違う様な気がする


平「なんや模様替えしたんか?」


藍「何言ってるんです?」


平「あれ?」


藍「?」


平「何言うとるんや俺・・・」


藍「全く、今日は外回りの任務ですよ?しっかりして下さい」


平「あ、嗚呼分かった・・・」


何時もと変わらない自分の副官、何時もの部屋、の筈なのに何かが違う気がする


なんや嫌な予感がするなあ、俺の勘はよく当たるから尚更嫌やわぁ

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作者名:樹羅 | 作成日時:2023年1月30日 15時

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