No.41 ページ10
総「……ちょ、司のヤツ変なもんでも食ったのかよ!」(小声
美「いやそれがさ、朝からあんなんなんだよ!」(小声
『いいじゃん、機嫌いい司なんか滅多に無いんだし』
美・総「「ちょ、A!声!!」」
僕は司のいる辺りへと歩いていく
司「よし!乗れ!!!」
『ありがとう』
司が僕の手を取って、車の席まで連れていってくれた。相当今日は機嫌が良いみたい。
さては、つくしと何かあったんだ〜
僕は割と当たる勘を働かせながら、四人で英徳まで車を飛ばした。
牧野side ...
ーーーーーーーーーー
三条家 ...
桜「それで、したの?キス」
つ「する訳ないじゃん。気色悪いし速攻で逃げたよ」
桜「……そう。でも家族の人は心配したでしょ?」
帰って来た途端、怒られてしかも家族みんなにわんわん泣かれた。
つ「初めての朝帰りだったから」
桜「……学校は辛くなかった?」
つ「それが、ヤバい事になっててさ」
桜「ヤバいって……?」
・ ・ ・
牧野side ...
欠伸をしながら登校する私、そんな私の前に現れたのはあの極悪非道の三人衆。
つ「おっふ……」
三人衆「「「ふん!!!!」」」
てっきり、何かされるかと思ったのに睨みつけられただけでどこかに行ってしまった。いや睨みつけられるのもどうかと思うけど。
なんて、思ってたその時。バタバタと足音が聞こえてきて思わず身構える。
そしたらまさかの「つっきー」と連呼される。
なになになに、怖いって!!!!!
・ ・ ・
桜「……つっきー」
つ「うん」
・ ・ ・
英徳ニュースとかいうふざけた事が書かれまくった記事がでかでかと貼られていた。
私は開いた口が塞がらなかった。
「つっきー、今度買い物一緒に行こうね!」
「そうだ!今度クラブ一緒に行かない!?」
つ「分かった、OKOK」
まさかの歓声、意味わからんて!!!!!
・ ・ ・
桜「……嘘でしょ」
つ「しかも道明寺がさ!!」
・ ・ ・
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作者名:もりのくまさん | 作成日時:2022年1月6日 9時