No.77 ページ49
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恵比寿aoyuzu ...
司「お前ら、ジェスチャーゲームすんぞ！」
美・総・類「「ジェスチャーゲーム？」」
司「Aに当ててもらんだよ！！ほら早く立て！！」
僕の前に横一列で並ぶ4人。まるで最初に出会ったあの日みたいだった。
司「お題は決めた！！昔話だ！！！」
美「昔話？」
司「おう！！誰もが知るあの有名な昔話だな」
司が手で丸を作る、それをまず床に座り込む類に渡すと類は司の背中について歩き出す。
『ふふっ、分かっちゃったかも！』
次に総二郎。総二郎は顔の横に手を持っていく、耳を誇張させていた。また司から丸い物を貰って後をついていく。
最後はあきら、だけど鳥の真似だって直ぐに分かった。
『桃太郎〜！！！』
美・類「「 正解 」」
司と総二郎は目を丸くしていて、驚きが隠せていなかった。
司「っ本当に、見えて……」
司は勢いよく僕に飛んで抱きつき、優しくない手つきでボンボンと頭を何ども叩いた。
総二郎も、司と僕を包むようにして抱きしめてくれた
＿＿＿ほんとに良かったなって。
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�眥�side ...
「Aちゃんって本当にお肌ツルッツル！」
「肌も白いし睫毛だって長いし唇ぷるっぷる〜！」
「も〜本当は女の子なんじゃないの〜？」
『ん〜〜』
僕は女性の顔と向かい合って、距離を詰める
『秘密！』
「「キャー！！！！」」
目が見えるようになってから、距離感が掴めるようになったその上あきらなんて「俺もされたい」とか言っていた。
・ ・ ・
司「恵比寿のaoyuzuに居るから、速攻で来い！！！」
つ〈 速攻で来いじゃ無いよ！！何考えてんのよ！こんなに家具送り付けてきて！ 〉
司「おう！届いたか。超高級品だから大事に使えよな！」
つ〈 どうやって使うのよ！家が狭いの知ってんでしょ！？ 〉
司「グチグチ言ってねぇでさっさと来い！！！」
つくしに電話を終えた司はニヤニヤしながら帰ってきた。
『つくし来る？』
司「おう！」
つくしにも、目のこと伝えよう。喜んでくれるかな
『あれ、類は？』
ふと、いつもなら一人で遊んでるのになんて思っていたら、後ろから総二郎に声をかけられた
総「お嬢さん、おひとり？一緒に飲もっか」
『………プレイボーイめ』
総「褒め言葉だね」
『一期一会製造機プレイボーイ』
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作者名：もりのくまさん | 作成日時：2022年1月6日 9時
