【黒バス】恋唄【赤司征十郎】 (ページ3)

今日:4 hit、昨日:0 hit、合計:4,129 hit

03 ページ3

―赤司side―

あの日が夢であったかのように
一向に彼女に逢う事はなかった

今は中学１年の夏

体育館はあまりにも暑く
練習にもならないので

僕たちはプールで
筋トレをする事にした

早々に着替え
プールサイドまで行くと

一人先客が居た

まいったなぁ…

先客である少女は
僕たちを見付けると
直ぐにプールから出て行き
去ろうとした

赤「すまない、だが君も使ってくれて構わないのだが」
＊「いえ、もう済んだので…」

ムッ

僕が使用許可を出したというのに
アイツは一体なんだ

僕と彼女が見つめ合っていると

黄瀬が走って来て
その少女に抱きついた

黄「Aっち～！！(ﾑｷﾞｭｰ」
貴「苦しいです。」
赤「黄瀬、知り合いか？」
黄「赤司っち知らないんッスか！？」
緑「彼女はこの帝光中ではそこそこ名は知れているのだよ」
赤「そうなのか？」

貴「いえ、それ程でもないです。そんな事はいいので涼太、離れて下さい」
黄「え～！久しぶりに会ったのに！」
貴「練習があるから」

彼女は黄瀬を引き剥がし
スタスタと去って行ってしまった

黄「あっ！後、彼女は俺の幼馴染なんで手を出さないで下さいッスね♪」

黄瀬がやけに上機嫌なのは
なんか凄くムカツクが

僕は彼女について調べることにした