久しぶりの天使2 ページ4
A「赤名……!！？」
白神「A？どうしたの？」
私の方を振り向いた白神が赤名を見て、固まった。
みなみ「どうしたの？2人とも固まって」
赤名「A！迎えに来たよ！天使界に戻ろう！！！」
赤名は友達には目もくれず私に話しかける。
A「え……！待って！赤名！？ty」
赤名「ちゃんとお前の無実を上のやつらに証明させて、お前を戻せるように手配したから！」
赤名はそう言いながら、私の手を取る。
A「ちょっと待っ……」
赤名「行こう！」
相変わらずお前は人の話を聞かないな。
赤名の暴走を遮ったのはみなみだった。
みなみ「おい！！赤名とか言うやつよ！」
普段滅多に怒らないみなみの声色は今はすごく怒っている声になっている。
みなみ「お前が誰であろうと知らない。ただ、私の友達を勝手に連れていくってことはどんな目にあうかわかってるんだよな！？」
白神「そうだそうだ！今はタピオカ屋に並んでるんだぞ！もうすぐ注文なんだぞ！」
みなみ……!!!そこまで私の事、考えてくれてるなんて！嬉しすぎる！やっぱ、持つべき友はわかってくれる人だな！
あと、白神。
お前やっぱ天然だな(２回目)
まだ全然、注文にはたどり着かねーよ。
赤名「お姉さん誰？僕が見えるの？Aの知り合い？」
みなみ「見え……るけ…ど！？」
みなみは途切れ途切れながら言った。
赤名の背中に生えている純白の翼を見てやっと状況理解したらしい。
普通の人間には見えない、天使だということを。
赤名「A！面白い子と付き合ってるね！でも、天使界戻ろーよ！みんな待ってるよ！」
A「みんな……？」
赤名「うん！みんな！青瀬に黄木に俺！あとは、見習い天使たちも！」
名前が次々出てくる度に、頭が痛くなってくる。
青瀬や黄木はまだいい。
見習い天使たちには、会いたくない。
赤名「さあ、帰ろう？」
もしかしたら、今帰ったらまた天使たちとあの平和な世界で暮らせるのかな…？
もう、あんな目で見られないかな？
考えたって、何も変わらない。
赤名「A、まずは帰りたいか帰りたくないか、聞かせて」
A「赤名……。私……」
上手く声を出せずに、唾を飲み込んでから声を発した。
続く (更新停止中)
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メルバ(プロフ) - ただの阿部担さん» ありがとうございます！頑張ります！ (2021年4月14日 18時) (
レス) id: 1926a78339 (このIDを非表示/違反報告)
ただの阿部担(プロフ) - プロローグに惹かれました！更新応援してます。初投稿、色々分からないことが多いと思いますが頑張ってください！ (2021年4月14日 18時) (レス) id: 341728400e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：メルバ | 作成日時：2021年4月14日 18時
