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あの後、九尾の器になりきれなかったソラくんからチャクラは抜け出しナルトも九尾化せずに事を終えた。
どうやら今日からまた修行を始めるようだ。
綱手様に言われてその修行場に来てみると、大きな滝が流れていた。
こんな所に滝なんてあったかな···?
しばらく隠れて様子を見ていると、ナルトが多重影分身したと思ったら何かを掴んだ手に力を入れ、よっしゃー!!!と騒いだ。それと同時に影分身を解いたナルトは倒れたようだ。
その一瞬のような出来事に頭が追いつけず、たぶん今の私は鏡を見なくても分かるくらい難しい顔をしていたと思う。
そこには、倒れたナルトとカカシさんと、テンゾウの姿があった。
暗部とは違った服を身にまとったテンゾウに惚れ惚れしていると、本を読んでいるカカシさんと楽しそうに話しているテンゾウが目に映る。
『むぅ····』
なんだか悔しくなり、気配を消して土遁の術で地面に潜り込み、近くまで接近した。
しばらく待っていると、どうやらナルトが起きて次の修行内容を説明しているようだ。
説明が終わったみたいなので、そのまま気配を消したまま地面から出た。
「ヤマト、頼む」
「分かりました。木遁のじゅ『木遁の術』
滝の両側から木が生え、それはつながり一本の橋が出来た。
「あそこが次の修行場だよ」
「よっしゃー!!」
「待てナル···「待って下さい。今のは僕じゃありません。」
「?何言ってるんだってばよ?」
「どうしたヤマト。」
自分の両手を見つめて冷や汗をたらすテンゾウを見て思わず、
『っぷ····ははは!』
三人はぱっとこちらを振り向くと目を見開いて驚きの表情を見せた。
「お前は···」
「だ、誰だってばよこのすっげー綺麗なネェちゃん···」
『久しぶりです、カカシさん。初めましてナルト!頑張ってるみたいだね。』
二人に挨拶を済ませて、次にテンゾウに話しかけようと顔を見上げると、そこにはいつもの優しいテンゾウではなく黒いオーラに包まれたような怖い顔をしたテンゾウがいた。
『わっ···テンゾ··じゃなくてヤマトも久しぶりだね。』
「どういうことだ?どうしてAが木遁を使っているのかな?」
その言葉に隣の二人はまた驚き表情を見せた。
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Rai - すみませんお詫び申し上げます作者名前間違えしましたRaiです。そのまま誤ってコメント欄に書いてしました。 (2020年8月14日 9時) (レス) id: 882913bd82 (このIDを非表示/違反報告)
Rui - イベントというのはこんな感じです見て頂いてくれれば嬉しいです「https://uranai.nosv.org/u.php/event/kouooue/」ナルトも参加可能です。 (2020年8月10日 8時) (レス) id: 79cb60a812 (このIDを非表示/違反報告)
Rui - お久しぶりです作者の名前なんですが少しだけ変更させて頂きました。ご迷惑かけてすみません私も作品大好き大好きでもし参加可能出来たら嬉しいです「あなたの小説読ませて下さい。」お返事お待ちしてます (2020年8月9日 4時) (レス) id: 79cb60a812 (このIDを非表示/違反報告)
てた(プロフ) - ruiさん、コメントありがとうございます。感激の期待に応えられるように頑張ります! (2020年6月8日 14時) (レス) id: eb07f08e0b (このIDを非表示/違反報告)
rui - こんにちはテンゾウのお話描いてくれて嬉しいですなかなかの機械ないので感激です! (2020年6月8日 9時) (レス) id: d37f22ad84 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:てた | 作成日時:2020年6月4日 16時