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ガチャっとヤマトが扉を開けると、サクラが立っていた。
「Aさん！お風呂手伝いに来ましたよ。」
『あっ、本当にわざわざありがとう。』
それから、お風呂場に向かうと頭や身体を洗ってくれるサクラ。
入院してた時から看護師さんに洗ってもらってたから、もう誰かに洗ってもらうことに抵抗はなくなった。
「Aさん···胸大きいわね··」
『あははっ、笑わせないでよ。』
「ふふっ、それよりAさん何か進展ありました？」
『へ？何が？』
「何がって！ヤマト隊長ですよ。好きなんですよね？」
『えっ？！ど、どどうしてそれをっ？！』
「どうしてって、皆知ってますよ？」
だから皆、泊めるのお願いしても断ったのか··。やられた。
『···ヤマトには内緒だよ？』
「え？気持ち伝えないんですか？」
『次はこの腕だけじゃ済まないかもしれないでしょ？』
その言葉に驚いた表情のサクラ。かと思えば次は悲しそうな顔をして、
「そばにいるのに···」
と小さな声をもらした。
水の流れる音で聞き取れなかった気がして、ん？と聞き返すと、
「あぁっ！いえ···会いたくても会えない人だっているんですよ？
Aさんすごく綺麗だし、もったいないですよ！」
会いたくても会えない··サクラの事、かな？
さっきの寂しそうな顔は、誰か想う人がいるのだろうか。
「それにしてもヤマト隊長、鈍感ですよね！
せっかくのお泊りなんだし勢いで告白しちゃったらいいのに！」
頭の泡を洗い流しながら次はぷんぷんと喋るサクラ。
『したんだけどね··。』
「え？！そうなんですか？！」
びっくりしたサクラがシャワーを顔に向けてきて、思わず咳き込む。
『ケホッケホッ、う、うん。勘違いされて、なかったことになっちゃったけど。』
すると更にムスッとし始めたサクラを見てなんだかほっこりした。
よく表情がコロコロ変わる子だな··。
お風呂から上がると、服を着るところまでしてくれたサクラが脱衣場を出て早々に
「ヤマト隊長！Aさんの髪の毛、ちゃんと乾かして下さいね！それじゃ！
Aさん、何かあればすぐに呼んでくださいね。」
と、温度差のある言葉を残し、部屋を出ていった。
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Rai - すみませんお詫び申し上げます作者名前間違えしましたRaiです。そのまま誤ってコメント欄に書いてしました。 (2020年8月14日 9時) (
レス) id: 882913bd82 (このIDを非表示/違反報告)
Rui - イベントというのはこんな感じです見て頂いてくれれば嬉しいです「https://uranai.nosv.org/u.php/event/kouooue/」ナルトも参加可能です。 (2020年8月10日 8時) (レス) id: 79cb60a812 (このIDを非表示/違反報告)
Rui - お久しぶりです作者の名前なんですが少しだけ変更させて頂きました。ご迷惑かけてすみません私も作品大好き大好きでもし参加可能出来たら嬉しいです「あなたの小説読ませて下さい。」お返事お待ちしてます (2020年8月9日 4時) (レス) id: 79cb60a812 (このIDを非表示/違反報告)
てた(プロフ) - ruiさん、コメントありがとうございます。感激の期待に応えられるように頑張ります！ (2020年6月8日 14時) (レス) id: eb07f08e0b (このIDを非表示/違反報告)
rui - こんにちはテンゾウのお話描いてくれて嬉しいですなかなかの機械ないので感激です！ (2020年6月8日 9時) (レス) id: d37f22ad84 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：てた | 作成日時：2020年6月4日 16時
