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「倍化の術!!超張り手!はぁあっ!!」
_______ドカァアアン!
身体を大きくしたチョウジが手にチャクラを溜めて、勢いよく化け物たちを潰すように地面へ手をつく。
「やるぅ!チョウジ!」
しかしそれは無に終わり、火と風の化け物は攻撃してきてそれを避ける私達。
見事に角都から引き離されたその一瞬の内に一つの化け物が角都の身体の中へ入り込む。
『なに···』
「生き返った···?」
『あの雷遁の化け物の心臓を取り込んだみたいだね····』
身体の縫い目から糸は漏れ出すようにうにょうにょと動き、マスクがはがれるとその口からも糸が出て来た。
「なに···あれ···」
『本体も、化け物···っ。くっ··』
「Aさん大丈夫っ?!」
ふらつく私をチョウジが支える。
「俺の心臓を····二つも···。久方ぶりだぜ··。
今度は···逃さん··!」
『来るよっ!!』
「はい!ハッ···!!!」
構えた時にはもう遅く、私もイノもチョウジも、地面から出て来た糸に身体を縛られてしまう。
『ぐっ···速い···』
「キャァァッ!」
「A···お前の心臓をストックするつもりだったが···気が変わった。
心臓の補充など···別にいつでも出来るからな···」
腕もなくなり印も組めない。絶体絶命のこの状況。
『···ぐっうぅ···くそっ···』
必死に足元にチャクラを溜めて、イノとチョウジの前に移動する。
「ほぅ···本当に腕がなくなっても守ろうとするか···だがもう終わりだ。死ねぇっ!!」
風と火の面の化け物が口を開け炎が見えたその時····
「風遁、螺旋丸っ!!」
「水遁、破奔流!」
「「颶風水渦の術っ!」」
威力を増した炎を飲み込むように消しさる威力拡大された水。
______私達の前に立っていたのは、
「遅くなってすまねぇってばよ。」
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Rai - すみませんお詫び申し上げます作者名前間違えしましたRaiです。そのまま誤ってコメント欄に書いてしました。 (2020年8月14日 9時) (レス) id: 882913bd82 (このIDを非表示/違反報告)
Rui - イベントというのはこんな感じです見て頂いてくれれば嬉しいです「https://uranai.nosv.org/u.php/event/kouooue/」ナルトも参加可能です。 (2020年8月10日 8時) (レス) id: 79cb60a812 (このIDを非表示/違反報告)
Rui - お久しぶりです作者の名前なんですが少しだけ変更させて頂きました。ご迷惑かけてすみません私も作品大好き大好きでもし参加可能出来たら嬉しいです「あなたの小説読ませて下さい。」お返事お待ちしてます (2020年8月9日 4時) (レス) id: 79cb60a812 (このIDを非表示/違反報告)
てた(プロフ) - ruiさん、コメントありがとうございます。感激の期待に応えられるように頑張ります! (2020年6月8日 14時) (レス) id: eb07f08e0b (このIDを非表示/違反報告)
rui - こんにちはテンゾウのお話描いてくれて嬉しいですなかなかの機械ないので感激です! (2020年6月8日 9時) (レス) id: d37f22ad84 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:てた | 作成日時:2020年6月4日 16時