三十四話 ページ6
キキッー!
レイ「うわっ!」
グレイ「飛ばし過ぎだ!エルザ!いくらお前でも、魔力の消耗が半端ねぇぞ!」
エルザ「そんな悠長な事は言っておれん!集団呪殺魔法。そんな物がエリゴールの手に渡ったら、アイツめ、何をするか分からん!(おのれ!奴らの目的は何だ!?)」
エルザがそんなことを言っていると、レイが窓から顔を出して言った。
レイ「エルザさん!」
エルザ「どうした!」
レイ「このまま列車を追い駆けるつもり?それじゃあ、いくら何でも、魔力が底を尽きるわ。いざと言う時に、魔法が使えなくて、不利になるだけよ!他の方法を考えて、アイゼンヴァルトを追い駆けましょう!」
エルザ「他の方法とはなんだ!」
レイ「列車が次に辿り着く駅に向かいましょう!」
エルザ「この近くだと、クヌギ駅か」
レイ「そう!もしそこに居なかったら、次の駅に行くなりすれば」
エルザ「成程、分かった。そうしよう」
レイ「駅までの近道なら、私知ってる。私の指示に従って!」
エルザ「分かった!頼む!」
そう言い、そのままクヌギ駅の方へと向かった。
〜数分後〜
クヌギ駅へと着いた七人(六人と一匹)は遠くからクヌギ駅を見ていた。
レイ「凄い騒ぎね。騒ぎからして、奴らは列車を乗っ取ったみたいね」
ルーシィ「馬車や船なら分かるけど、列車を乗っ取るなんて」
ハッピー「アイ、レールの上しか走れないし、あんまりメリットないよね」
エルザ「だがスピードはある」
レイ「ていうか、ナツくん。大丈夫?」
ナツ「あい」(裏声)
レイ(あっ、これ、大丈夫じゃない奴だ)
グレイ「何かの理由で、アイゼンヴァルトの奴らは急がざる得ないんじゃねぇか?」
ルーシィ「何故脱ぐ!?」
グレイ「ありゃ?」
レイ「グレイくん。服はどうしたのよ?」
A「服ならここ」←
レイ「何で持ってるの?」
ルーシィ「さぁ?でもまあ、もう軍隊も動いてるし、捕まるのは時間の問題じゃない?」
レイ「(切り替えが早い!)それなら、いいけど。エルザさん。次の駅に」
エルザ「あぁ」
レイがそういうとエルザは次の駅へと向かった。
レイ(何だろう。嫌な予感がする。奴らはいったい何の目的があって列車を。列車を乗っ取って何かをするつもりなの?嫌な予感が的中しなきゃいいけど)
レイがいろいろ考えていると、
エルザ「なんだ、あれは」
レイ「?どうしたの?」
レイがエルザの言葉に疑問を感じながら、窓から顔を出した。その方向には煙が出ている建物があった。
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KICU(プロフ) - ありがとうございます。頑張ります! (2020年6月9日 18時) (レス) id: e9503eaec0 (このIDを非表示/違反報告)
アイ(プロフ) - すごく面白いです!!これからも更新待ってます!頑張ってください!(o^^o) (2020年6月9日 4時) (レス) id: 2782a43946 (このIDを非表示/違反報告)
KICU(プロフ) - ありがとうございます。忙しい日は続きますが、頑張らせて頂きます! (2019年11月1日 15時) (レス) id: 72b31bebff (このIDを非表示/違反報告)
ももねこ - すごく面白いです!忙しいとは思いますがこれからも頑張ってください! (2019年11月1日 13時) (レス) id: 250ee9a7d8 (このIDを非表示/違反報告)
KICU(プロフ) - すみません。他の小説をやっていたもので、なかなか更新できませんでした(最近夢中で見ているアニメとかゲームのものとか) これからもこんな感じで更新すると思いますが楽しみに待って下さると嬉しいです(できるだけ早く更新はします) (2019年10月15日 1時) (レス) id: afb88475f3 (このIDを非表示/違反報告)
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