四十一話 ページ13
三人(二人と一匹)が男の後を追いに行った後、エルザはその場で片膝を付いてしまった。
エルザ「やはり魔導四輪を飛ばし過ぎたか。みんな、後は頼んだぞ。そして、A。無事でいてくれよ」
そう言うと、エルザはそのまま何処かへと向かった。
一方その頃、エリゴールを追っていた(というより探している)ナツとグレイとレミは、
グレイ「力を合わせる〜？冗談じゃねぇ」
ナツ「火と氷とは力を一つにはならねぇしな。無理！」
グレイ「だいたいエルザは勝手すぎんだよ！」
ナツ「何でもかんでも、一人で決めやがって！」
グレイ、ナツ「エリゴールなんか俺一人で十分だっての！って真似すんな！」
レイ「はいはい。貴方達二人が仲良いのは分かったから、いちいち止まるの止めて。あと、私がいるの忘れないで」
ナツ、グレイ「仲良くねぇ！だから真似するな」
レイ「はいはい。所でさぁ、こっから先は分岐点みたいだけど、どうするの？」
レイはそう言いながら先の方を指差すと、行く先には二手に分かれた分岐点があった、ナツとグレイはそれを聞いてすぐにその方向を向いた。
ナツ「どっちだ？」
レイ「分かる訳ないでしょ？」
グレイ「二手に別れりゃいいだろうが」
そう言うと、ナツは右方向に、グレイは左方向へと向かおうと身体をそちらに向けた。
レイ(綺麗に別れたな)
グレイ「ナツ。相手は危ねぇ魔法をぶっ放そうとしている馬鹿野郎だ。みつけたら叩き潰せ」
ナツ「其れだけじゃねぇだろう？フェアリーテイルに喧嘩を売ってきた大馬鹿野郎だ。黒焦げにしてやんよ」
そう言って、お互い笑顔で顔を合わせて言った。レイはそれを見て、少し笑って言った。
レイ「なんだ。やっぱり仲良いんじゃない。何処が仲良くないわけ？」
そう言うと、お互いはそれに気付き、すぐにそっぽを向いてしまった。
レイ(あ〜あ、言わない方が良かったかしら？)
グレイ「・・・・・・死ぬんじゃねぇぞ」
レイ「えっ？」
ナツ「あぁ？」
グレイ「何でもねぇ。レイ。お前はナツと一緒にいてくれねぇか？何があるか分からねぇから(ナツが)」
レイ「えっ？わ、分かった」
そう言うと、グレイはそのまま左方向を走って行った。
レイ「グレイくん」
ナツ「・・・・・行くぞ。レイ」
レイ「あっ、うん」
そう言いながら、二人もすぐに右方向へと走って行った。
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KICU(プロフ) - ありがとうございます。頑張ります！ (2020年6月9日 18時) (
レス) id: e9503eaec0 (このIDを非表示/違反報告)
アイ(プロフ) - すごく面白いです！！これからも更新待ってます！頑張ってください！(o^^o) (2020年6月9日 4時) (レス) id: 2782a43946 (このIDを非表示/違反報告)
KICU(プロフ) - ありがとうございます。忙しい日は続きますが、頑張らせて頂きます！ (2019年11月1日 15時) (レス) id: 72b31bebff (このIDを非表示/違反報告)
ももねこ - すごく面白いです！忙しいとは思いますがこれからも頑張ってください！ (2019年11月1日 13時) (レス) id: 250ee9a7d8 (このIDを非表示/違反報告)
KICU(プロフ) - すみません。他の小説をやっていたもので、なかなか更新できませんでした(最近夢中で見ているアニメとかゲームのものとか) これからもこんな感じで更新すると思いますが楽しみに待って下さると嬉しいです(できるだけ早く更新はします) (2019年10月15日 1時) (レス) id: afb88475f3 (このIDを非表示/違反報告)
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