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この子が丸井くん…。




そういえばさっき誰かが
名前呼んでたかも。



私はレギュラー陣から
一人一人自己紹介してもらい
私も自己紹介をした。









切「あー!!
丸井先輩ダメっスよ!
A先生は俺が先に
狙ってたんスから」




丸「そんなの先も後も
ねーだろい。
A先生と両思いに
なったほうが勝ち」




両思い?



それならみんなと両思いなのに。





あ、

片思いってこともあるか。





実際気に入ったって
言ってくれたの、
切原くんと幸村くん、
それに丸井くんと仁王くんだけだし…。




他の部員にも、
副顧問として
受け入れてもらえればいいけど。






真「その辺は大丈夫だ。
こう見えて全員
越前先生のこと
副顧問として受け入れます。
不安がることはない」



え、そんなに不安そうな顔してた?





「ほんと?良かった…。
片思いだったらどうしようかと
思っちゃった。
丸井くんの言う通り
みんなと両思いだね」





一人で喜んでいると、
私以外みんなポカーンとしていた。




「あの…?」





もしかしてダメだった?




柳「鈍感の確率100%」



「え?」




ど、鈍感!?

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作者名:alicexxx0508 | 作成日時:2018年9月24日 22時

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