【黒バス】キセキ達には何か見えるそうです。

霊力Lv.39　赤司くん ページ40

A「実は、あの時、私に霊が取り憑いてて…。赤司くんの魂(たましい)を食べようと

していたから、見張ってたんだけど、私に取り憑いちゃったの。それで、乗っ取られちゃって、

赤司くんの首を…」

気付いたら私の目には涙が溜まっていた。あの時の事を思い出してしまった。

A「なんて、信じないよね。結果的には守れなかったし。本当にごめんなさい」

赤司「はぁ…俺がいつ信じないと言った？それに、お前は他人ににそんな事をするとか、

嘘をつく奴とは端(はな)から思っていない。寧(むし)ろ、そう言う事なら感謝するよ。

お前は自分を大切にしなさすぎだ」

そんな事を言われるとは思わなかった。本当に赤司くんは何を考えているのか読めない。

いや、読ませないようにしているのだろうか？あの独特の雰囲気というか、オーラというか…。

…話がそれた。私は自分を大切にしなさすぎなの？自覚がなさすぎて分からない。

A「うーん…なんて返答するのが正解なのか分からないけど、こんなありえない私の

話を聞いてくれたり、首を絞めちゃったのに私を拒まないでくれてありがとう。

今まで、私の事を気味悪がる人ばかりだったから、すっごく嬉しい！」

赤司「ふふっ、そうか。やっと笑ってくれて、ほっとしたよ。…今日は送る。

君の話を聞かせてくれないか？君はすごく興味深い」

きょ、興味深い…。これこそどう返答していいか分からないよ…。

その後はあまり覚えてないけど、いろんな話をしてすごく楽しかった記憶がある。


でも、その楽しい幸せなひと時は、音もなく崩れていく事を私は知らない。


ーーー

更新サボってしまい、本当にごめんなさい。

新学期も始まり、私は部活にも入ってて、週3で塾があるのでなかなか更新出来ませんでした。

今はとりあえず一段落ついたので、週末にはガーッと更新できそうです。

ご迷惑をおかけして、本当に申し訳ありません。

次回なのですが、少しイジメの要素を入れます。苦手な人、ごめんなさい。

5700hit、お気に入り、ありがとうございます！


四月某日 きゃらめるりぼんぬ

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